去年のクリスマスイベントの雪組コーナーを見返していたんですが、ある場面で完全に手が止まりました。
「あ、これ…尊すぎて無理なやつだ」
と思ったのが、だいたい15分過ぎのシーン。
ほんの数十秒のやり取りなんですが、
宝塚という世界の文化と、雪組の空気感、そしてあーさのリーダーシップがぎゅっと詰まっている気がして、何度も巻き戻してしまいました。
というわけで、勝手にお花畑へだいぶ![]()
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セリフ通りではありません
私の勝手なニュアンスがかな~~~り入ってます 注意![]()
宝塚といえば「カラスが白い」
まず、この場面を語る前に少しだけ宝塚の文化の話を。
宝塚にはよく言われる言葉があります。
「カラスが黒くても、上級生が白と言えば白」
もちろん文字通りというわけではありませんが、それくらい上級生を立てる文化が大事にされている世界です。
舞台はチームで作るもの。
そのためには統率が必要で、上級生の判断を尊重するというルールが長く続いてきました。
だから基本的には、上級生から
「これやってみなよ」
と言われたら、
「はい!」
と返事をするのが王道。
少なくとも、真正面から拒否することはあまりない。
…はずなんですが。
まさかの「無理ですー!」
この日の雪組コーナー。
並びはこんな感じでした。
右端にいるのが、あーさ。
舞台に立つと圧倒的なオーラを放つ、雪組の中心的存在。
そして左端にいるのが華世京くん。
まだ超路線とはいえ下級生の、いわば雪組の末っ子ポジションです。
と思っていたら律希くんでてきたね
(新公とはいえあの学年でアイバンが付いた)
トークの流れの中で、あーさが何気なく言います。
「ここ、華世京がやってみなよ。経験になるよ」
後輩にチャンスを振る、よくある流れです。
ところが。
華世京くん。
まさかの。
全力拒否。
「無理です!!」
「できないですー!!」
いやもう、勢いがすごい。
宝塚の世界で、あそこまでストレートな拒否ってなかなか見ないレベル。
一瞬で空気が変わるんですが、同時にものすごく可愛いんですよね。
最下級生の必死な「無理です!」。
この全力のお断りがあったからこそ、私はこのシーンに完全に心を持っていかれました。
それとも、今どきは普通なのか?