『甘美なるフランス』展

先日、渋谷Bunkamuraにて『甘美なるフランス』展を観てまいりました。

箱根のポーラ美術館からのコレクション展です。

モネ、ルノワール、セザンヌやピカソなど、一度は目にしたことのある有名画がたくさん。

ラウル・デュフィ「パリ」

アンリ・マティス「襟巻の女」

ルノワール「レースの帽子の少女」

私は、基本的には昔の貴族の肖像や、フランスの街並みなど美しく華やかな絵が好みです。

ですが、モーリス・ユトリロの絵は、好みとは違うのにすごく惹きつけられるのです。

「白の時代」と呼ばれる頃のものが特に。

この時期のユトリロの苦しさが絵から伝わってきて、観ていると胸がぎゅーっと締めつけられる感じがなんとも言えず。

家に飾りたいなぁと思う華やかな絵ではなく、わぁ苦しいと思うのだけれど、どうにも目が離せない。

今回展示されているユトリロの絵はこちらの「シャップ通り」などがあるのですが↓

私が最も惹かれるユトリロの絵は今回の展示にはないこちらです↓

この絵は以前行われた展覧会で初めて目にしたのですが、

美術館が所蔵しているものではなく個人所蔵の絵の為、

どこかの展覧会に貸し出しされない限りもう二度と観ることが出来ないかもしれないのです。。

また、、観たい！

などなど、いろいろなことを思いながら楽しく観られる『甘美なるフランス』展は、

11月23日まで開催しています。

「恋より甘く、愛より美しい。」というキャッチコピー。

どういう意味だろうねと一緒に行った友人とお互いの感性を表現し合う。

そんな時間は楽しいですね💓

(写真はいずれもポスター及び展覧会公式より転載)

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「笑顔」と「行動力」

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