四国犬のふるさとへ。今回は『トラと猪猟』の前編でっす♪
本川系四国犬を使った実猟と犬のお話をご主人に伺ってきました。
※えーっと。はじめに当ブログを覗きに来て頂いた皆さんへ、猟について、記事の内容やupする写真について、ちょっと先におことわりさせてくださいm(__)m
今回訪れた四国犬の故郷である本川村(現在の高知県いの町)は「四国のチベット」と形容される土地で、昔から作物が獲れるような場所ではありませんでした。
昭和の初め頃になってもこの地域の主食は稗や粟のような雑穀だったそうです。江戸時代には氷室を作り、年貢米のかわりに氷を納めていたというきわめて特殊な地域です。
今回お話を伺った方をはじめとしてこの地の猟師は先祖代々生業として猟をしてこられたお宅です。捕まえた猪・鹿・キジなどは昔からこの地域の人たちの貴重な蛋白源であり、また塩や生活用品などを手に入れるための財産となりました。
昨今里の世には動物愛護の風が吹き荒れていますね。私も犬だけでなく色々な動物が好きです。もちろん、むやみに産ませる事も私欲にまかせて殺す事にも嫌悪の気持ちがあります。
しかし、この地域の猟師達は趣味の猟をしているのではありません。生きていくための職業として実猟を行ない、自然と共存しながらこの山奥の地で暮らしている方たちです。
記事中の写真や会話の内容によっては不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、本川系四国犬のルーツを深く理解して頂くために必要と思われる事実です。どうぞ以上の旨をご理解くださいましたうえで、記事をご覧頂きますようお願い申し上げます。
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まずは、トラちゃんの猟能の特徴について伺ってみました。
ワタス>トラの能力は他の犬と違う点がありますか?
ご主人>そうじゃの。トラはどんなところからでも戻ってくる。他の犬がなかなか戻らん時でも必ず一番に戻ってくる。
「他の奴らはどしたんじゃぁ」と言うと他の犬も探しに取って返して連れて戻ってくるわい。他のは全然戻ってこん時もある。
ワタス>他の子達はどこ行ってるんでしょうね?
ご主人>大体そんな時は犬だけで小さいのんを倒して食いよる時。トラは「親父早よう来い」と言いに来よるんよ(笑)
ご主人>だいたいトラっちゅう犬は、よいよぉりこいんよ(とても利口なんだよ)
ワタス>???
ご主人>トラは自分らが勝てる相手かどうか値踏みする。無理と思ったら戻ってきよる。いつの間にかワシの足元に居ったりするんよ。
ただその利口さが裏目に出たこともあった。他の犬は大きな猪に向かって行きよったけどトラは負けると思って行かんかったんよ。どんなに行けと言うても加勢せんかった。
それでトラ以外4頭の犬全部が猪にやられて死んでしもた時があったんよ…
ワタス>トラはヘタレだって…うちに返却されそうになった時ですよね。ゴメンナサイ(_ _。)
ご主人>あれはトラも若かったし、猟をやりよるといろいろあるわの。今はトラも若い犬(前記事の2歳の子達)を連れて猟に行くようになった。
トラは自分の子じゃなくても子犬の世話をしよるけん、世話されて育った犬は皆あれには頭が上がらんようになっとるよ。
そういえば、他の犬達は私達が来たときにはちょっと警戒して吼えましたけど、トラちゃんをモフモフしてからは「自分も撫でて~」と甘え始めました。
トラが私達にしたリアクションを見て「甘えていい相手」と認識したんでしょうかね(;^ω^A
このあといただいた写真についてと古い犬の話を伺いましたw
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