茶まろドロボウ四つ目の子 | 未整理箱。古い四国犬の話でも入れておこうか

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主なテーマは以下です。
■二代目の箱「長春系四国犬の回顧録」
■三代目の箱「気が付けば犬がいた件」
■「遺伝子のつづら」(毛色で悩んでみる)
■「表現のつづら」(たぶん雑談)

さてさて、それではまたメラニンと遺伝子の樹海を探検しに出かけましょうw

今日は長春系の黒毛、四つ目の子の特徴を簡単にご説明しまっしゅw

長春系の胡麻毛は

胡麻毛の遺伝子

【Awat(ウルフ柄の胡麻にまばらな黒毛が混じります。

さらに黒毛が出るエリアを縁取るようにタンカラーが出ます)

 + 

個性的な特徴をもたらす因子

【si (ごく弱い作用で胸と臀部に白斑。尾の開立部に白毛)

 + ブラックマスク(ユーメラニン=黒のメラニンが強い個体に出現します。

パグやシェパードに見られる黒い顔。いわゆるドロボウ顔です)

 + ブラックマスク消滅因子(成犬になるにしたがってマスクの黒毛が消滅。ただしタンカラーは残ります)

 ※A*はatに不完全優性

以上のような遺伝子の構成ではないかと推理しました。


この胡麻毛の遺伝子型同士の交配で得られる基本の毛色について、出現の割合は下記になります。

Awat(胡麻) : AwAw(赤) : atat(クロヨツ) = 2:1:1


というわけで長春系のクロヨツは以下の構成になります。

【atat】アグーチタン=黒毛にタンカラー

 +

【si+ブラックマスク+ブラックマスク消滅因子】四つ目・胸白・脚臀部尾の裏に白毛

ブラックタン_ホワイトマーキング
こんなカラーです♪
左からクマ君(1歳の時。ドロボウ若干残っていますw)
クロイチ君(本川資料館のパネルの犬 )くろお君(まだまだドロボウありw)

特徴はいわゆる“まろ”と言われる四つ目や耳、頬など、黒毛エリア以外にタンカラーが出ていることです。

ただし、si因子の作用が出ているところは漂白されたような白毛となります。


【si=アイリッシュスポット】

白斑の遺伝因子の中では非常に弱く作用する。口吻、胸、臀部から尾、足先などに白斑が生じる。

少し強く作用するとハチワレや襟巻きと呼ばれる白斑が出る。加齢によって白化が進むことはない。

ビーグル、ボクサーなど。


裏白頬白のハスキー柄との見分け方は“まろ”や頬、また、後肢の内側や腹側にタンカラーがでているかどうかを見てくださいね。


85年の仔犬
鼻と額の白筋はこの大きさのままで顔は大きく育ちますので
鼻筋の白は大人になるとほとんど消えて
額の白筋はひと筋くらい残る感じです。
口の周りの黒毛(ドロボウ)は徐々に消えていきます。


ご参考までに…

当犬舎で他系統との交雑後、F2世代に1頭だけmixの表現のクロヨツができました。

四国犬はベースになっている系統が幾つか有るのでクロヨツもこんな感じで幾つかの表現があるみたいです。

ヒメちゃん
ハスキー柄(裏白頬白)とアイリッシュスポットの
両方を持っていますね。
写真ではわかりにくいですが、底毛の色も白っぽいんですよ。
祖父犬が宇和島陸奥に見られたようなハスキー柄の赤毛
だったので隔世遺伝したようです。
頬白の子はドロボウが薄いのも特徴かも知れません。


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