**コティの在庫部屋** -47ページ目

**コティの在庫部屋**

映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。

体壊したらすぐ病院に行く? ブログネタ:体壊したらすぐ病院に行く? 参加中







とりあえず1日待ってみた。




先週の土曜からどうしてもやりたい事があり、寝食を忘れる勢いでそれに没頭していた。ブログも見なかったしw

特に、「食」は忘れずとも「寝」をおろそかにし、休みがあったのをいい事に、夜も11時過ぎまでPCに向かう毎日。

ご存知の通り先週は連日の猛暑。37度を超える室内でも扇風機で乗り切りながら熱のこもったパソコンと格闘。

木曜の夜、一区切りついて充実感を味わっていたのも束の間、どうも身体の調子がおかしく、気がつけば発熱。

翌日には治るだろうとタカをくくっていたのだが、熱はジェットコースターのように上がったり下がったり。

観念して、金曜の午後に近所のお医者さんに行くと、まあ風邪ですね、と。

熱中症というのは、発熱よりも発汗や吐き気が伴うものなので、今回のこれは違うでしょうと言われた。ほう。

今日の午前中まで惰眠を貪っていたためか、大分調子が良くなった。そんな訳で、2日風呂に入っていませんw

皆様もどうかご自愛くださいませ。


皆様のブログも、今日になってやっとゆっくり拝見出来る状態なので、コメントしたくてもなかなかできませんし、

私の駄ブログに頂いたコメントにも、今からお返事申し上げるような状況ですが、どうかご容赦下さいませ。



で、まだ熱で朦朧としている時読んだある方のブログに、「わかりあっているよね」という言葉について書かれていた。

その方のおっしゃっている切ないような感覚、解るような気がした。

若い頃、ジョン・ダンを読んでいた時、ダンも人と解り合いたいけれど、絶対自分と同じようには解り合えないって事が

多分どっかで解っていて、そのジレンマというか、切望するからこその絶望というか、そんなものを感じた。

で、若かった私は、「人と人、まして男と女なんてのは解り合えず筈がない。でも、解り合おうとする事が大事なんだ」

と、さも解ったような結論をつけて、自己満足に浸ること十数年(数十年の間違いだろうって?そこ突っ込むなよ)。

数ヶ月前、ある人に同じ事を言った。解り合えなくてもいい。解り合おうとする事が大事なんだよ、と。

自分ではいいと思って言ったし、今も、間違って使ってはいないと思う。が、それから暫くしてその人に言われた。

「お前が言ったんじゃないか。解らなくても、解り合おうとする事が大事なんだろ?」

シチュエーションから考えて、明らかに私とは使い方が違った。表面的には同じ事を言ってても。それで思った。

同じ言葉でも、通じる人と通じない人がいる。言葉なんつーのは何と軽薄な代物だろう。解り合うなんて幻想だ。

それでも、私達はその軽薄な代物に一縷の望みを託して、今日もまた世界に向き合おうとする。




世界と言えば。

その、朦朧としていた時に、我らがベニシオ・デル・トロ兄貴メジャー初監督作品が含まれたオムニバス映画

"7 days in Havana"のブログ が更新されており、思わず開くとそこには俳優の六平直政さんからのコメントが。




ベニチオと初めて会った日、

朝まで飲み明かした時に感じた映画へのパッション。

あいつが大好きなテキーラと音楽、

そしてロマンスと哀愁がここに。




ムサカさん、カッコ良過ぎでしょう!!!!!!!!!!!


というか、この人達いつ飲んだんだ?

と思ったので検索してみたら、どうやらデルトロが広島に来た時に一緒だったらしい。⇒「新藤兼人 百年の軌跡」

で、その辺の話を検索しまくったら何と、テレビ番組をOAするっていうじゃありませんか!それがこちら。

「ベニチオ・デル・トロ 広島へ行く」



**コティの在庫部屋**


**コティの在庫部屋**



**コティの在庫部屋**



日本映画専門チャンネルは私は見る事が出来ませんが、どなたか見られる方、及び見られるお友達をお持ちの方、

この機会に是非、デルトロ兄貴の素晴らしさを実感して頂きたい!!!8月の日程などは上のリンクからどうぞ。

甲子園地方大会も佳境に入り、具合悪いなんて言ってる場合じゃない昨今。早く社会復帰せねばw

恋人と仕事、どっちが大事? ブログネタ:恋人と仕事、どっちが大事? 参加中







決められなかったんで、恋人に仕事を手伝わせてみました。

(ジョーイ・キャシディさん 20代 NY在住)



**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**


「崖っぷちの男」

Man on A Ledge


実際この言葉が警察官の台詞として出てきたが、パンフによるとこれは自殺願望者を表す専門用語らしい。

久し振りに邦題で唸った。まんまなんだけど、巧いねえ。まんまでいいのよまんまで。


ひとつ前の記事「ラムダイアリー」に比べると、見た方が軒並み高得点を付けてるこの作品。

丁度レディスデイだったので、ラムとこれとを2本立てで見たのだが、いやあ、世間の評判通り面白い作品だった。

監督はドキュメンタリー出身で、これがストーリー物では初監督らしい。この脚本を実に巧く撮ったね。

本がいいので話で最後まで引っ張れる。実は私、この映画の筋書きを結構知ってて見に行ったのですがw

それでも全く問題なく楽しめたし、逆に知ってたからこそ、それでこれがどう繋がるんだ?!とハラハラした。

ネタばれしてても恐らく、映画好きなら文句なく楽しめるんじゃないだろうか。お薦めの大穴映画ですわ。


大筋のストーリーの他にいくつかの伏線があって、それぞれが同時進行して行く様が実に巧いし鮮やか。

特に、どこにも書いていあるけど、主人公の弟とその彼女の掛け合いがまるで夫婦漫才の様でおかしいw

普通こういうストーリーにそういう場面を入れ込むと、冗漫にしか見えなかったり浮いてしまったりするんだけど、

その辺の切り上げ方の塩梅がまた上手く、ちゃんと話の持って行き方を心得ているなという感じがする。

いやあジェイミー・ベル、ずっと注目してるけど、君は本当に巧い!ディファイアンスでダニダニクレイグの弟やった時も、

父親たちの星条旗で悲劇のイギーやった時も思ったけど、君は巧いよ、ホントに。リトルダンサーの頃からずっと。

今回なんてコメディの才能まであるんじゃないの?と思わせる弟役がばっちしハマってた。

少し影のある辺りがイギリス版のジョゼフ・ゴードン・レヴィ君みたいで、そこがまたいいんだよね。応援してるぜ!

だからタンタンの事は早く忘れるんだ!!!www って別に声だけだったからいいかwww


主線の兄サムとの掛け合いが光るのが、エリザベス・バンクス。彼女「3デイズ」の時はどうも合わないと思ったけど、

今回はドンピシャリ!この人やっぱし、脆さも持った強い人を演じると合うねー。あらためて好きになったわ。

それと、弟ジョーイの彼女役のセクシー・ボンバーちゃん、ジェネシス・ロドリゲスがいい!!!

時々表情が、果てしなくワイルドにして行ったラテンなクレア・デーンズみたいで凄く可愛い。

あのショッキングピンクなブラ&ショーツ見たらそらあなた、ジェイミーじゃなくったって堪んないわよwww



**コティの在庫部屋**


こちらがそのセクシージェネシスちゃんと、ジェイミーのツーショット。可愛いよね、二人とも。


ケビンべえ妻のキーラ・セジウィック、あんなちょっとしか出てないのに目立つってやっぱり凄いよね。

(バンクスに「ビッチ!」とか言われてたけどwww)

まあそれと今回は、ってか今回も美味しいのはエド・ハリスおじさまだわ(はぁと)。おじさまは悪役でも素敵過ぎる。

サムワー=サム・ワーシントンは、オーストラリアで作ったシェイクスピア「マクベス・ザ・ギャングスター」に出てて、

その頃はまだもちょっと細かった感じだけど、いいねーこういうがっちり体型w それでいて顔が薄いのがまたそそるw

でね、、この人007のオーディションでダニダニに負けたって話だけど、大丈夫、007は無理でもこのひと絶対、

次のトム・クルーズだと思う。



信じてくれる人がいる。

信じて欲しい人がいる。

信じていたい人がいる。


*****


Man on a Ledge/崖っぷちの男[日本語字幕無][リージョンA]/作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp

『映画パンフレット』 崖っぷちの男 Man on a Ledge 監督 アスガー・レス キャス.../ディズニー
¥価格不明
Amazon.co.jp

眼鏡?裸眼?コンタクト?レ―シック? ブログネタ:眼鏡?裸眼?コンタクト?レ―シック? 参加中







8割はグラサン姿でした。



**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**


「ラム・ダイアリー」

The Rum Diary


本来どう考えても「ジョニデ主演の話題作!大ヒット御礼!」なんて言葉と共に皆様の話に上っていい筈のこの映画、

公開以後、誰の口にものぼらないもんで(爆)、これはどうした事かと懸念していたら案の定、しょぼーんな感想多数。

この映画をご覧になった皆様の、その辛口コメントといったらなくヽ(;´Д`)ノ

いっやーこれはもしやジョニデ、「ツー 」以来のやっちゃった感ありありの映画にしちまったかー?!という心配と

そこまで言うならこの目でそのショボくれ感を確かめてやろうじゃないのよ、という変な意気込みとで参戦w

ええ、しっかり行って参りましたよ、ラムダイアリー。


当ブログの読者様であればとうにお気づきかと思いますが、ワタクシがこの映画を見た理由は無論それだけではない。

これは、ジョニデ×デルトロのダブル主演(だと私は思ってる)映画「ラスベガスをやっつけろ 」の姉妹編に当たる作品。

どちらも伝説のジャーナリストでありジョニデの盟友でもある、ハンター・S・トンプソンの小説が原作なのである。

まあ正確に言うと、ラムが60年代のトンプソンで、ラスベガスが70年代のトンプソンをモデルにしているので、

今回の方がより昔の話ってことになるんだけどさ。


そんな訳で、辛口コメントの多数には、トンプソンを知らないと非常に見づらい作品であるとか、

彼を知ってる事が下敷きにある事を観客に要求する映画ってどうなの?とか、まあいろいろあった訳ですが、

いいですか、ここで久々コティさん、世間に喧嘩を売りたいと思いますwww

確かにワタクシはデルトロファンで、「ラスベガス」のファンでもある訳ですから、トンプソンの事も少しは知ってますが、

この作品、そこが解ってなくても全然大丈夫だと思うんですけど。

強いて言うなら60年代アメリカの現実といった、まあ、現代史的知識があればいいんじゃないかなというくらいで

別にトンプソンが何を書こうとしたとか何を書きたかったとか、そういう事は何にも知らなくても十分味わえると。

大体、この映画のジョニデの酒飲んでグダグダっぷりなんて、ラスベガスに比べりゃものの数じゃありませんわよ。

そもそも酒でしょ?おクスリのシーンなんて1か所だし、あんな幻想おもちゃみたいなもん。

ジョニデはラスベガスじゃデルトロの頭にパイオツが4つもくっついているような、そんな幻覚見てるんですからねwww

とまあ、ココまで言えばお解りかと思いますが、ラスベガスに比較すれば、全然ナルいです。いろんな意味で。

従ってこの映画が「酒ばっかし飲んで仕事しない男の話」なんて思って貰っちゃ断固として困るんです。


まあね、作家ってのはみんなああなんですよ。こないだ見た「酔いどれ詩人になるまえに 」もそうだったけど、

酔わないと書けない、でも書かないといられない、そのせめぎ合いのところで生きてる作家は昔は多かった。

トンプソンも作家として、世を憂うからこそあんなんなっちゃった訳で。そこんとこを肯定するつもりはないけど、

生き様として、ありなんだろうなとは思う。その辺が理解できないと、この映画のジョニデを味わう事は出来ないかも。


映画自体がつまんない、という感想も幾つも見られたが、私は全然そう思わなかったなあ。

あの時代のプエルトリコという国の現状と、土地成金のたかり方と、現地の住民の怒りと、マスコミの在り方と。

全部面白いテーマなんじゃないのぉ?しかもリゾート開発の話なんて、現代に微妙にリンクしている辺りが憎い。

ファミリー・ツリー 」もそういうリゾート地売却の絡んだ話だったでしょ?だから古い様で新しいのよ。

唯一ジョニデが恋愛モードになっちゃうところは皆様にも受けが宜しいようだったけど(美!アンバー・ハード)、

私なんぞはあの辺はオマケ要素だからこそいい味が出たんだと思ってる。あそこが主だったら私は嫌だなあ。

ラムもべガスも共通するのは、「バディ・ムービー」であるということなんだから、ラブはあのくらいで結構。

そうそう、舞台がプエルトリコだからこそ、やぱしデルトロには絡んで欲しかったかなあ。ちょっと残念。


とまあ、かなり言いたい事は言ったのでw、ここからは気楽に行きましょう。

ぶっちゃけワタクシはジョニデよりも、敵役のアーロン・エッカートのが好みなんだと初めて自覚しましたwwwww

彼は「エリン・ブロコビッチ」の頃から結構好きで、こないだの「ラビット・ホール 」でかなりやられちゃったのよねーw

それと、今回一番イッちゃってる役のジョヴァンニ・リビシ、どっかで見た顔だと思ったら、未公開ながら結構な傑作の

ミドルメン 」で、巻人=ガブリエル・マクトと一緒にネットでアダルト業界を変えたあいつだったのねーwww

この人芸達者過ぎて驚いたわ。割とベテランみたいだけど、今後も期待のバイプレイヤー。

アンバーちゃんはこれまた未公開の「幸せがおカネで買えるワケ 」のお色気な娘役が好きだったw

彼女って、ちょっと清潔感の多めなヨハ子みたいで可愛いよねー。

あ、それとジェンキンおやじのヅラネタね、あれはケヴィンちゃまのが格が上だと思うのでまあいいでしょうwww


トンプソンは作家としてNo voice=文体がない(と訳してあったが、何が言いたいか解らないと評されたって事かと)

であると自分の事を言っているが、そんな彼の引用する言葉や詩のタイトルが興味深い。

「彼らは、値段は知っているが価値は解らない」、とはオスカー・ワイルドの言葉。

そしてサミュエル・テイラー・コールリッジの詩「老水夫行(The Ancient Mariner)」。

このセレクトがまた何とも言えないよね。しかも二人ともイギリス文学人ってのもね。

想像以上に思慮深く、感受性が強過ぎるからこそ、あんな人生になったんじゃないか。トンプソンについていつもそう思う。


是非見てくれとは言わないが、この記事を読んでほほう、と思った方ならきっと見ても損はないと思う。

ピントのズレまくった酷いキャッチコピーに惑わされず、純粋に社会派ドラマとして楽しめそうな方なら行くべし。


お前だけの風を探せよ。

そう言って送りだしたあいつの後ろには、

あいつだけの風が吹くんだろう、きっと。


*****


ラム・ダイアリー/朝日新聞出版
¥1,890
Amazon.co.jp

More Music/Lakeshore Records
¥1,574
Amazon.co.jp

GONZO -ならず者ジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンのすべて [DVD]/アミューズソフトエンタテインメント
¥3,990
Amazon.co.jp

ヘルズエンジェルズ/リトル・モア
¥3,255
Amazon.co.jp

『映画パンフレット』 ラム・ダイアリー The Rum Diary 監督 ブルース・ロビンソン.../ショウゲート
¥3,255
Amazon.co.jp

ラスベガスをやっつけろ [DVD]/東北新社
¥5,040
Amazon.co.jp

ラスベガスをやっつけろ!―アメリカン・ドリームを探すワイルドな旅の記録 (Nonfiction.../筑摩書房
¥2,202
Amazon.co.jp

ラスベガスをやっつけろ!/MCAビクター
¥2,541
Amazon.co.jp

ラスベガス・71/ロッキングオン
¥2,070
Amazon.co.jp

少年のような心とは、例えばどんな心?ブログネタ:少年のような心とは、例えばどんな心?参加中







こんなステキ映画撮っちゃうココロ。



ってな訳で皆様、まさか来るとは思わなかった映画が、日本に上陸します!!!その名も、
「セブン・デイズ・イン・ハバナ]


**コティの在庫部屋**
**コティの在庫部屋**



以前から海外では結構騒がれていて、カンヌにも持ち込んだらしいです(結果はまあいいとしてw)。
ハバナの7日間を、7人の違う監督が撮るという、まあよくあるオムニバス映画なのですけど、
そこらへんの映画と一緒にして貰っちゃ困ります。
ちゃんとポスター、見ました?ねえ、ちゃんとですよちゃんと!あるでしょあるでしょ!名前が!!
我らがベニシオ・デル・トロ兄貴の名前が!監督で!!!




$**コティの在庫部屋**



兄貴の担当は月曜日w 初手から兄貴ですよ。もう鼻血ものですよ。
しかも出てる役者がやっばいくらいみんないい!まさかのエミールおやじ参戦ですから!
とにかく予告編、これ見て下さい。映画館行くしかないって絶対思う筈!!!




どうですどうです!渋谷にお近くの方、どうかどうか、ご覧になって下さいませ!公開は8月4日から!

さて、ワタクシなのですが…。
どう考えてもこんなオシャレ映画がココに来る訳もなく…(泣。
うーん、せめて新宿に来れば…(´・ω・`)
嗚呼見たい。

イケメンよりもモテそうな人の特徴は? ブログネタ:イケメンよりもモテそうな人の特徴は? 参加中






この映画によると、イケメンということ以上に、次の5つの要素がより重要かと思われる。


1.料理が天才的に巧い。

2.細いけど筋肉質。

3.言葉数が少ない。

4.犬好き。

5.先に満足させてくれる。





**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**


「ミラノ、愛に生きる」

Io Sono L'Amore

I Am Love


2010年Gグローブ外国語映画賞ノミニー作品。イッターリア語、ロシア語、英語がばんばん飛び交う国際派映画。

なんだけど、まあ、要するにこれは、現代版「チャタレイ夫人の恋人 」なんだな、解り易く言えば。


贅を尽くしたイッターリアでの生活にすんなりと埋もれたに見える美しい人妻は、自分がロシア人であるという

アイデンティティを、本名でなく夫に付けられた名前で呼ばれるという屈辱で長年踏みにじられている。

彼女自身は、ずっとイッターリア人になるんだと自分に言い聞かせてここまで生きてきたが、知ってか知らでか

彼女の長男は、母である彼女が作る、ロシア料理である魚のスープを心から愛している。

ロシア人である母を愛し、ロシア人の血が流れる自分を愛しているかのように。だがこれが悲劇を生みだしてしまう。

食い物の恨みは恐ろしい、とはよく言ったもんだ、ってのはこの映画では言っちゃいけないでしょうかねwww


本当に美味い料理ってのは、恐らく最高のセックスと同価のもんなんだろうなと、これを見ると思う。

同じような事を、「ディナーラッシュ 」でも言っていた気がするが、とにかくどちらも感性に訴える代物であるのは確か。

彼の作った料理を食べるティルダ様のお顔のまあセクシーな事と言ったら!あれはイッてますよホント。

その位、まあ、大事だって事なんだよなあ。世の男性諸君、これからは料理だ、間違いなく料理だ。


まあね、いろんなとこで言われてるように、二人が身体を重ねるまでの心の通わせ合いの描写は確かにないけど、

冒頭にも申し上げた通り、これはまるっきり「チャタレイ夫人の恋人」なんですわ。

都会の喧騒を抜け、何のしがらみもない山奥=森へと入り(森が現実を越えた場所ってのはシェイクスピアも同じ)

思わず肌を見せたくなる程の健康的な太陽の光を浴び、虫達や花達の交わりを目にすれば誰だって感動するし、

風の匂いや草の擦れる音を聞き、自分の呼吸のリズムまで緩やかになってくる場所に座り何を欲するかって言えば、

そらあなた、愛でしょ、愛。

生命の不思議を肌で感じたくなるのは至極当然の成り行きとも言える、とワタクシは思うのである。

草花に囲まれた交わりのシーンは特に印象的だった。非常に美しくかつプリミティブ。


でもなあ、それでも言うのはなんだけど、私は個人的にはやぱし、完全無修正版「チャタレイ」の方が好みだなあ。

多分ね、それはこの二人の、獣のような愛の交わし合いがイマイチ好きじゃないからなんだろうなあーw

現代的過ぎて、奥ゆかしさがないんだよねえ。矛盾してるような事言いますけど、でもそうなんだよー。まあ見てみw

衣装、料理、建造物、街は、どれをとっても最高級の美しさ。一見の価値あり。


私的にはこの結論がイマイチ好みじゃないのだけどw(だってさあ、夢もヘッタクレもないような事言うけど、

どう考えても巧く行かんでしょ、あの二人この先)、イダ役の女優さんには泣かされたなあラスト。

それと、ティルダ様の娘役女優さん、ボローニャの夕暮れも巧かったけど、これも良かったよー。


幸せという言葉は誰かを不幸せにするわ。

それでも、それでも、

あたしは、ママの幸せを、ずっと祈ってる。


*****


ミラノ、愛に生きる [DVD]/ティルダ・スウィントン,フラヴィオ・パレンティ,エドアルド・ガブリエリーニ
¥4,179
Amazon.co.jp