*2011年3月20日アメンバー記事として初出、4月4日全体公開。
「狼たちの処刑台」
Harry Brown
勧善懲悪ものなんだけど、イギリス発なんで、あっけらかんとはしていない。
こう、そこはかとない悲しみが全編を包み、その中でこみ上げる怒りが止まらない。
だからこそ力入っちゃうんだよなあw 頑張れお父さん!ってww
マイケル・ケインおじさまファンならずともこれは拳握りしめて見ちゃうんじゃないだろうか。
同じヨーロッパ発なら、「96時間」が陽なら、こっちは陰の映画。
あの、陰りのある目がまたキレイで怖いのよね、おじさまったらw
過去のある元海兵隊員がぴたりとハマってた。
ダークビールもフィッシャーを再現しようとするチェス盤も襟を立てたコートも全部キマり過ぎ。惚れ直す!w
普通エミリー・モーティマーの役柄って、やる人によっては実にウザったくなるものだろうけど、
彼女の場合そうはならなくて、最後まで物静かな正義感とジレンマの中で戦う「働く女子」代表だった。
いいなあ、この女優さん好きだなやぱし。
それにしても踏み潰してやりたくなるような一番の悪党小僧の名前がノエルってのは狙ってないかwww
時に非情な公権力ってのはドコの世界でも同じらしい。
でも、どの公権力の中にも彼女のような人は必ずいる。

