TV, 2003: del toro in actor's studio | **コティの在庫部屋**

**コティの在庫部屋**

映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。


**コティの在庫帳**


今までにも見聞きしている生い立ち、両親、学生時代の事から
出演した各映画についてまで、それは細かにインタビューされてる。
その姿が余りにも素敵過ぎ、字幕を全部追う事が困難であるが
何とか努力して彼の言葉を追った。
ちなみに本物のお兄様まで見に来ている。ややロビン・ウィリアムズ似。

両親が弁護士というエリート家庭に生まれた、プエルトリコ出身のToro。
小さい時は家の持つ農場で手伝わされるのが大嫌いで、
いつも空想ばかりしていたという普通の少年だ。
が、9歳の時、母の死と遭遇する。
病気がちだった母を何とか楽しませ様と、母の前で演技をしたのが
彼のキャリアの出発だとも。その後父が再婚。
父に自分の方を振り向いてもらいたくわざと問題行動を起こし、
怒った父にアメリカの学校にやられてしまう。
大変厳しい学校だったそうだが、バスケット、ビートルズ、ストーンズを
キーワードに仲間を作っていく。英語も努力して覚えたそうだ。
やがて漠然と大学へ進む。
兄が同じ大学に行っていてなかなか良さそうに見えたので決めたらしい。
が、そこでビジネスについて学んだのはたった7ヶ月。
演劇の授業が大変楽しくて、そっちにのめり込んだ。
やがてToroは思う。本当に好きな事でメシを食っていくのも悪くないと。
勿論親は猛反対だ。法曹界への進出を願っていた訳だし。
(ちなみに前出の兄はお医者さん!!)
が、Toroは大学を辞めてステラ・アドラー演劇学校の奨学生となり
そこで3年勉強を重ねる。大変厳しい、熱心で有名な演劇学校だ。
学生時代は週末だけ芝居に出ていたが、それをたまたま見ていた
「007」の配役担当者が、オーディションを受けてみないかと言ってきた。
で、「消されたライセンス」への出演が決まる―。
(その前に「ピーウィー・ハーマンの空飛ぶサーカス」に出てるんだけどね)


その後からの映画の話が大変楽しい。
「ユージュアル・サスペクツ」では、役名フェンスターはドイツ語で「窓」の意
だというところから、彼はドイツと中国人のハーフだ、
しかもハーレム育ちとして役作りをしたため、あんな細い眉に
なったんだとか←自分で抜いたそうだ(爆)
「チャイナ・ムーン」は実は自分は若過ぎると思っていたが、
時にはチャレンジも必要だ、背伸びもいいと思って
何度もオーディションを受けたんだとか、
「バスキア」では最初主人公バスキアを演じる筈だったが、肌の色が
不適格という事であっちの役になったんだとか、
出演料はタダだったんじゃなくて「最低料金」の間違いだとか(笑)、
これを撮ってた時はジャコ・パストリアスばっかり聞いてたんだとか、
「フューネラル」ではウォーケンおとうさんに
「演じ方が解らなかったり迷ったりした時は、そこから動くな」
って言われたんだとか、
「ラスベガスをやっつけろ」で共演したジョニデに
「次に何が飛び出すか解らない、凄い役者だ」って言われてたりとか、
H.S.トンプソンの作品はテネシー・ウィリアムズみたいで、
1語も省けないのだとか(BS2でこの映画の映像が流れるとは
思わなかった。やるな、NHK☆でもピー音しっかり入ってた(爆))、
「誘拐犯」では動きで表現できればいいと思い台詞を削ってるんだとか、
「トラフィック」では元ロス市警にいた友人からティファナの元警官を
紹介され話を聞きに自ら出向いたんだとか、
メキシコの場面をスペイン語で通したのは監督のアイデアだとか、
オスカーを貰う時はものすっごく高いところから飛び降りる感じだとか
授賞式の2日前にバスケをやって腰を痛めたから、階段が8段あるって
数えてたんだとか←急がないとって思ったらしい。
痛くて動けなくなる前に(笑)

好きな言葉は"open"、嫌いな言葉は"desperate"
わくわくするのはギターの絶叫、うんざりするのは携帯電話
好きな悪態は「pisshell」←これは辞書にないです、多分(笑)
神様に言われたい言葉は、「鍵を渡すから、自由に出入りしてくれ」
音楽はリラックスするためにとっても大事なもの。

それって神様は言ってくれないかも知れないけど、
おねいちゃんなら幾らでも言ってくれると思うよ、と
密かに突っ込みを入れてしまう私(笑)