そもそも「何を売っているのか?」に戻って考えると新たなヒントが得れるかもね。 | 呉服店のLINE@サポート!ビーマンブログ

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呉服店の販促を紙媒体主体から「webを活用した販促」に大きく転換。呉服店に特化したLINE@実践会「With upの会」を運営。
フルオーダで創るオリジナルバック&ファーストバージンダイヤモンド等、呉服以外の商品企画もメーカーと共に開発。

そもそも、誰に何を売ってるのか?


皆さんは、誰に何を売っていますか?



モノが売れなくなってくると、どんどん周りが見えなくなってきて、売上だけに執着してしまいがちです。


どうやったら売れるのか?

値段を下げた方がいいのか?

それとも、オマケをつけた方が良いのか?

もしも、こういう解決方法を考え実行したとしても、一時は売上が回復しても利益が減り、いずれすぐに同じ売上不振にぶち当たる事でしょう。


ならば、モノの価値を上げていくべきか?

たとえば、電化製品やパソコンなどのように様々なバージョンアップで価値アップを繰り返すのか?

でも、すでに成熟した製品を販売しているならば、どう対応すれば良いのだろうか?


はっきり言って、私はわかりません!(笑)


だって、業種業態によっても違うだろうし…、個別の店や商圏によっても違うだろうし!



一言で解決するような簡単な問題じゃないものね(笑)


でも、迷った時は「原点に戻れ」とか聞いた事ありませんか?
誰が言ったか知りませんが…



そもそも、誰に何を売っているのか?

私の場合はと言えば、ズバリ「呉服専門店に利益をもららす販促を売っている」のです。

これはいわゆる、B to Bなので、取引先に儲けてもらう事が第一の目標であり、私の存在価値となるものです。


では、B to Cの場合は、どうでしょう。


例えば、一昔前から呉服業界がこぞって参入した写真スタジオの場合、もちろん「写真を売っている」ではダメですよねぇ~。


先日のあるセミナーで教えて貰った写真スタジオは、「日本のリビングにも家族写真を増やしたい!」そんな思いで写真を撮るらしいです。
毎日リビングで家族の写真を見る事で 家族の幸せをお届けするのがここのスタジオのコンセプトだそうです。

これって、単に写真を売るのではなく、「仲の良い家族に、家族の絆や愛情を形にして売っている」のかもしれません。


こんな風に、多くの写真スタジオは様々なコンセプトのもとに運営しているのに、実際のチラシを見れば、「1カット◯◯円!1カット無料!」とか…。


もうどこのチラシがわからないチラシばっかりに思えてしまいます。


以前、知り合いがお宮参りの写真を撮る時に聞いた話ですが、どこで撮るのかを決める時に一番気にしているのは、価格じゃなくって、撮影の時に子供がグズらないか、一番良い笑顔を撮ってくれるかだったそうです。



他店を見ながら、価格の競争をするより、「子供をあやしたら、誰にも負けない!」とか、「一瞬の笑顔は絶対見逃さないカメラマン!」

もっと言えば、「人見知りするけど、子供をあやしたら、誰にも負けない!」とか「風景は苦手だけど、一瞬の笑顔は絶対見逃さないカメラマン!」なんて、スタッフの紹介こそが知りたい情報かもしれませんね。



意外と売り手のセールスポイントと買い手の判断基準は微妙にズレている事も多いように感じます。


原点に戻って、誰に何を売っているのか?から考え直せば、販促のヒントが見つかるかもしれません。





そんな、ビーマン山下の特技は…

呉服屋さんの「顧客を減らさない」販促です!

あっ、Facebookやってます。
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ぼちぼちとTwitterも始めて見ました。