相手に寄り添うこと | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

先日、井の頭公園を歩いていたら

娘が高校の頃の出来事を

思い出しました。

 

その頃、娘は高校にあまり出席せず

アルバイトをしたり、

友だちと夜遅くまで遊んでいました。

 

私はいつも心配で娘から

メールがあると「今、どこにいるの

すぐ帰っていらっしゃい」と、

今考えると、私の一方的な返信を

送っていました。

 

ある日、娘は中学の同級生と

井の頭公園で遊んでいたようです。

しかもそれは夜でした。

娘からメールがあり、

「友達が公園の池に落ちて服が

濡れてしまったので、今から

営業している店を探して

服を買いに行く」と言うのです。

 

私は思わず「もう遅いから

早く帰っていらっしゃい」と

メールしました。

 

この出来事を谷口先生にお話しすると

先生は「けがをしなくて良かったですね。

お店が空いていて良かったですね」と

おっしゃいました。

 

それは相手の立場に寄り添った言葉で、

私の頭の中には全くないものでした。

 

何度もこういう失敗をして

相手の立場に立った言葉かけを

少しずつ学ぶことができました。

これはまさに私にとってはトレーニングでした。

 

by ブリッジ

 

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