次男のやりたいこと | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

次男が通信制の高校受験の時、

面接がありました。

個別面接ではなく集団面接でした。

 

帰ってきた次男に

「どうだった?」と聞いたら、

「まあまあだった。

一緒に面接を受けた子の中に

志望動機を聞かれて、

親が行けっていったからって

言ってた子がいたよ。

納得してない様子だったし、

自分で決めたわけじゃなさそうだから、

途中でやめちゃうかもしれないね。」

 

不登校を経験してから、

〜したいから〜すると行動することが

多くなったように思います。

 

友達とリアルに関わりたい、

家から近いところがいい、

部活を思いっきりやってみたいと

全日制の高校に、

 

高卒の資格がほしい、

ゲームでどこまでやれるのかやってみたい

と通信制の高校に、

 

友達を作りたいと

週1日の通学コースに入り、

 

憧れの人が見つかった時は

その人と繋がりをもつためには

お金がいるとバイトを始め、

 

就職もこの技術を身につけたら

どこでもやっていけると思う、

社長もオーナーもすごい人達だから

いろんなことを吸収したい、

立ち上げた会社がうまく行くように

少しでも役にたてたらと就職を決めました。

 

全日制の高校では

友達を作り、

部活をクタクタになるまでやり、

 

通信制の高校では

通学コースで友達を作り

ご飯を食べに行ったり、

カラオケに行ったりと友達と

楽しい時間を過ごし、

 

ゲーム仲間とチームを作り

プロの資格をとり、

 

バイトで貯めたお金で

憧れの人に会いにいったり、

講座を受けたり、

 

全力でやりきった、

部活、プロゲーマーは

もうやめると言い出した時は

えっ、もう辞めるの

と思いモヤモヤしましたが、

 

息子の意思を尊重したいという思いを

いつも心の手前において生活していたこと、

モヤモヤと向き合い

経験したことを次の経験にいかしてほしい

という気持ちを大切に、

わかった、あなたが全力を出し切って

悔いはないというのならそれでいいよ、

やってみなくちゃわからないことも

あるもんね、

お母さんの出番がきたら

いつでも言ってねと、

次男を見守りました。

 

就職した今は

落ち込んだり、

復活したりを繰り返しながら

技術を身につけようと

頑張っています。

 

自分はこうしたいんだと

自分の大切な思いに

気づくことができるようになった息子は今、

不登校の経験をプラスに変えて 

充実した毎日を送っています。

 

 

by     たんぽぽ

 

 

 

共感していただけたら、ポチッとしてね。

↓↓↓


にほんブログ村