感情をぶつけられる相手 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

ある休みの日
私は朝からイライラしていた

原因はハッキリしないが
それは夕食のときまで続いていた

そして主人がこう言った

あなた(私)を見ていて
分かったことがある

昔から回りの人に
不満をもっていたでしょう

それをずっと我慢してきたでしょう

それが今すべて俺にぶつけられている

それを聞いて私は納得した

確かにそうだと思った

子どもの頃から
親に抑えられてきて
自分の感情を出さないまま
成長してきた

なぜ今 不満なのか
考えないようにしてきた

自分が我慢すれば
なんでも丸く収まる

そうやって生きてきた

これが積もりに積もって
一番心を許せる相手に
今ぶつけている


振り返ってみると

これは息子にも当てはまる

 

私と主人は

息子のことを小さい頃から

押さえつけてきた

 

小学生までは

親の言うことを聞いていた息子も


中学生になると
自分の感情を
すべて吐き出し

 

やがて不登校になった

当時は

どうして子どもに
こんなことを言われなくては
いけないのかと
やりきれない気持ちだった

しかし

やっと親に自分の感情を
出せたことに
喜ばなくてはいけなかったのかもしれない

そして息子は
私に変わるチャンスをくれた

私は息子の不登校で
息子と真剣に向き合うことができた

今は感謝しています
 

 

by ラナンキュラス

 

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