8年前の今ごろ | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

8年前のちょうど今くらいの頃でした

 

中学校1年生の娘が

ゴールデンウィーク前から完全不登校になり

1ヶ月が経とうとしていました

 

娘は外に出るのも怖がり

家の中から一歩も出られなくなっていたので

 

私が1人で

学校のカウンセリングを受けに行ったり

教育委員会に相談に行ったりして

娘を学校に戻す解決策を考えていました

 

ちょうどその頃

教育委員会で毎月行われている

不登校の親の会に初めて出席しました

 

そこで

私は自己紹介しながら

大号泣をしてしまったのです

 

人生の中で

大勢の人の前で感情が出たのは

それが初めてだったかもしれません

 

娘が行渋りを初めてから

ちょうど半年

当時夫は単身赴任だったし

迷惑をかけたくないという想いから

すべてを1人で抱えていました

 

同じように

子どもの不登校で悩んでいる方がいらっしゃるんだ!

私1人ではないんだ!

という安堵感が

半年間溜め込んだ感情を大爆発させたようです

 

今でも

その時の知り合いに会うと

「あの時は私達、すごかったよね~」

と思い出し笑いをします

 

負の感情を抑えたり

自分の想いにフタをしたりするのは

本当に不健康だと実感した出来事でした

 

その後・・・

谷口英子先生に出会い

「負の感情は本当の想いのサイン」

ということを教えていただいて

今では

自分の感情に素直に向き合って

すっきりした日常を送っています

 

 

親が元気になると

子どもへの関わり方が自然に明るくなるので

娘もどんどん元気になっていきました

 

あれから8年・・・

 

今は大学を辞めてニートですが

大学の友だちと雑誌を作ったり

個人的にも創作活動を始めたりして

少し収入も得ているようです

 

6月のこの時期に

こんなに元気な娘を見るのは

何年ぶりだろう?と思います

 

8年前は大号泣していたけれど

今は楽しく笑っています

 

No Rain, No Rainbow

雨が降らなければ虹は出ない

 

あの時号泣してよかったな~

と思います(笑)

 

 

by なないろ

 

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