長所 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

谷口先生のカウンセリングを受けて
9マスシートを毎日書いた。

長所を書く。

ゲームをやり続けて、
ため息つき続けて、
暴言吐く、
何か聞いても、
「うるさい!黙れ!聞くな!」
「知らね!わかんね!」

の息子に長所があるとは思えなかった。

だから最初はなかなか書けなかった。

カウンセリングを受けながら
長所の見つけ方も教えてもらった。


ゲームをやり続けることができるのは、
持続力がある。
やり続ける力を持っている。

ため息は、
辛い気持ちを知っている。

暴言は
エネルギーがある。

なんだ、長所につながるんじゃない。
それが違う形で発揮されれば良いじゃない。

 

そう思っても
ゲームをしている息子を見ると
嫌だなぁと思う私がいる。

ため息をついている息子を見ると
いつまでため息ついてるのか!
と責めたくなる私がいる。

そこを私自身が認めることから始まった。

そんな息子を私は嫌だと感じている、
それを私自身が認めることから始まった。

私は何が嫌なのか?
何を不安に感じているのか?
整理した。

私の嫌だと想う気持ちや
不安の奥には、

息子が自分は大丈夫、やってみよう
そう想って歩いてほしい
という気持ちがあることがわかった。

息子は生きていく力を持っている。
感謝できる力を持っている。
エネルギーを持っている。

だけど、
今は私が望むかたちで
現れてはいない。

ゲームやため息、暴言が…

持続力や優しさやエネルギーに変わる、
かもしれない。

違う形で現れるかも知れない、
そのために関わりを変えた。


明日に続きます。


 

大丈夫、春は来る

 

 

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