親の想い2 ~息子、バイトからニートへ~ | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

昨日の

親の想い1~息子高校中退後のバイトの時期~

の関連記事です

 

 

高校を止めてバイトをする息子

 

現実を受け止めきれない

その苦しみから抜けたくて

わたしは、谷口英子先生

カウンセリングを受け始めました

 

カウンセリングでは

それまで私がしてきた

<息子を何とかしよう>

ではなく

<私のゆれる気持ちに目を向ける>

を学びました

 

目を向ける対象が

息子から私自身へと変わったことで

不思議なことが

 

高校中退でバイトをしている

同じ息子なのに

<頑張っているんだ!

 応援しなきゃ!>

と、ちょっと肯定的に

思えるようになり

関わり方も変化していったのです

 

私の変化に並行すかのように

息子も本音を話すようになり

親子の距離が近づいたと

思えるようになりました

 

<これでいいんだ!

 こうして

 受け止めればいいんだ!>

 

・・・でも・・時々

<このまま,中卒で

 ずーっとバイト生活が続いたら・・>

と、ザワザワ・モヤモヤが・・

 

その時は

カウンセリングで学んだように

そのザワザワ・モヤモヤに向き合う

 

でも

先生とするとスッキリするのに

それまでしたことの無いことだし

慣れていないことなので

一人ですると上手くいかずに

落ち込んだり・・

 

それでも

やるしか無くて再度挑戦して・・

 

時には、偶然上手くいって

気持ちが落ち着いたり・・・

 

揺れたり・・・・

落ち込んだり・・・・

歓んだり・・・

 

そんな繰り返しの日々が

7ヶ月ほどが経った頃

 

息子はバイトを止めて

ニートの生活に突入しました

 

その時の私の気持ちは

自分でも不思議ですが

不安や焦りや恐怖より

 

 <息子は

 今の自分を許すことができたんだ

 やっと自分の道を踏みだした

 これからは

 飛び立つ前の準備の期間>

と、歓びを感じました

 

<息子が自分で動き出すまで

 持てる私でありたい>

と、自分への想いを新たにしました

 

 

関心を外(息子、世間等)に向けると

焦りや不安や恐怖がわき

ザワザワ・モヤモヤが・・

 

その時は

関心を内(自分のゆれる気持ち)に向けて

掘り下げていくと

本当に願っている大事な想いが見えてくる

その想いが自分を支えてくれる

 

実感しながら学びました

 

 

とはいっても、

以前よりは少なくなったし

立ち上がりも早くなったけど

やっぱり今でもゆれます

 

<ゆれたら自分の内に向き合う>

 

息子が身を挺して伝えてくれたこと

今も、これから先も

意識していきたいことです

 

 

 by まん丸笑顔のノンちゃん

 

 

 

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