完璧超人始祖編を振り返る | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

振り返るといっても連載開始時は2011年。まだまだ俺も若かった。正直遠い記憶たどってます。

自分の記事読み返しても、昔の勢いに自分で引いたりしてます。全部読むとかもう無理。



◯第一話~マックスラジアル戦


この頃はまだまだ全然二世の後遺症が癒えておらず、「どうせ今だけ」「そのうち裏切られる」と、春先の阪神ファンのような心境でいました。


一番驚いたのはやはりマックスラジアル戦ですね。正直、


対戦カード決めに一話

試合開始までの特訓&ナツコさんとウダウダやって三話

入場セレモニーに一話

リングインに一話

試合に二ヶ月


ぐらいやるもんとばかり思ってました。

んなアホなって?究極タッグ決勝戦ではセレモニーからリングにあがるまでに三話かかったんですよ?

それまでの太陽の塔での特訓とかどれだけ苦痛だったか・・


それが即ラジアル戦始まって3話で終了ですよ。

デーク棟梁&プラモマン戦に12話やってたのが嘘のようだ。



◯7人の悪魔超人参戦


全試合が見どころ満載。強いて言えばカーメンがあっさりしすぎてたかな。

ぶっちゃけステカセがマンモスマンとネプに変身したときは「あ、ああ~!!」と後遺症で頭かかえて悶絶しそうになりましたが・・


やっぱり一押しはアトランティスのタワーブリッジ殉職


「た、タワーブリッジだ!」というポール少年のリアクションはまんま俺のリアクション。

「帰るならダディだけ帰って」というドライ具合も好きだった。



◯キン肉マン対ピーク


風林火山にアニメ派の俺乱舞狂喜。


「それがネプチューンマンという男だ!今はどこで何をしてるか知らんが・・」


言うな!その男のことだけは言うな!

と当時思ってました。ネプもよくぞここまで巻き返したよ・・

もうこのへんから

「ゆで御大はいったいどうしてしまったのか」

「ドラゴンボールで若返ったんだ」

「ホワイトスネイクから記憶と設定のDISC取り返したんだ」


と信用するようになってました、が・・・



◯ピラミッドリング編


いつまでたっても出てこないウォーズマン氏に毎回戦々恐々。


「先に行くぜブロッケン!」と入ったきり、


ブロッケン対クラッシュマン

ラーメンマン対マーベラス

ブラックホール対蛇口

スプリングマン対グリムリパー

バッファローマン対ターボメン

バッファローマン対グリムリパー


とこれだけ試合あって、1コマも姿がみえないもんで、


「蛇口がピラミッドリング掘ったから落盤にあった」

「ピラミッド内で新手に闇討ちにあった」


とか被害妄想しまくってました。ブラックホールの対戦相手が蛇口に決まった時点でウォーズマンの対戦相手がポーラマンとなり、その瞬間、惨殺されるのを覚悟してました。以下、当時の俺の心境。


『ゆで御大は何故いつも一番スタミナないのに一番スタミナ豊富なヤツと闘わせるのかと。

バッファローマンといい、ネプチューンマンといい、マンモスマンといい・・巨漢と戦ったらまずろくなことないんですよ!二世なんてパートナーにしてたのにもかかわらず裏切られてリンチされたのに・・・』


『ピラミッドさまよってる間に時間経過してて、リングにあがって5分くらいでショートとかしないだろうか。

まだ試合始まってないやんと思うかもしれませんが、二世では檻の中にいてまだリングにあがってないにもかかわらずしっかりその間もカウントされてて、ショートしてマンモスマンとネプチューンマンになぶり殺しにされましたからね・・・』


その予感は・・・


◯ポーラマン戦


ウォーズマンのお決まりパターン、「序盤優勢→返り討ち」をこれでもかとみせられ、毎回毎回あ・・あああ!ハァー!ハァー!!う・・うああ・・
とジョニィ・ジョースターのようにうろたえるしかありませんでした。


スクリュードライバーが筋肉の壁に弾かれ、最後の頼みの綱ウォーズマンスマイルすら数ページで終了した時点で「もうやめて!俺はタオルを投げるぞ!」という心境でした。


パロスペシャルが決まった時ですら、


「ブォッフォッフォ~ウォーズマンおめー何か勘違いしてやしないか?この俺の動きを完全に封じたと思っているようだが・・ツンドラの墓石との異名をもったパロスペシャルもすでに研究済み!我ら完璧無量大数軍の前では凡百の技のひとつにすぎねえ~!」


とあっさり破られると思ってました。未だに勝ったことが奇跡と思っています。


続く。