デアゴ北斗終了をうけて | 極星十字相殺拳

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北斗の拳やキン肉マン、ドラゴンボールについて普通「どうでもいいやろ」と思うことを真剣に自由きままに考える、そんなブログです。

自分の少年時代に、作品を通じて愛と友情と正義を教えてくれた製作者の皆様に、心から敬意と感謝申し上げます。

約2年にわたり発売されてきたデアゴ北斗の拳、とうとう終了いたしました。

http://deagostini.jp/hkd/backnumber.php?id=44473&issue=58


第1部までは全巻購入していたんですが、特段面白い記事もなく1841円の価値が見いだせなくなり声優インタビューがある号だけ買うのに切り替えてから2年・・


残り3号、ヒョウが魔界堕ち~記憶を取り戻すあたりで冨永みーな氏のインタビューが収録されていましたが、このへんから私は嫌な予感がしていた。


神谷御大、まだかよ・・・まさかインタビューなしで終わるんじゃあ・・と。


でも普通、常識的に考えて神谷御大なしとかありえないじゃないですか。第1号で古川登志夫御大、そして千葉御大、島田敏氏、一勇斎貞友氏、山本百合子氏、飯塚昭三氏、冨永みーな氏と、これだけインタビューしてきて、数名は映像収録まであったのに神谷御大一切なしとか、ありえないじゃないですか。


ユリア役にインタビューしてケンシロウ役にインタビューしないとかありえないじゃないですか。

一番インタビューしなきゃならん人じゃないですか。


そう信じて信じて、仕事終わりに最終巻を探しに本屋に行ったらね、もうね、愕然としましたよ。


神谷御大、最後の最後まで無し!!

映像どころか紙ベースもなしで終了!!!


で収録されてたのはフィギュア情報とPS1&PS2北斗。


・・・・本屋で陣内のごとく「ありえへん!」と絶叫しそうになりました。信じた俺がバカでした。


データベース的なものやキャラ紹介なんてのは我々一般ファンでもどないでもなるんです。

声優や関係者インタビューというのはファン個人ではどうあがいても無理なものなだけに力いれてほしかった。神谷御大はもちろん、イチゴ味で脚光をあびた銀河万丈氏や、数々の端役でいぶし銀の活躍をみせた佐藤正治氏など外せない大御所はたくさんいますでしょうよ・・・。


確かに上記の方々から貴重な話し聞けたんでそれはよかったけど、でも神谷御大なしとか・・

未だにナニコレ・・何なのコレ・・という気持ちでいっぱいです。


ちなみに漢字不明だった奥義が当然のごとく紹介されていましたが、テキトーな当て字じゃないのと思っていたら、実際には当時の脚本を確認しているのではないかと思えるほど信憑性が高いと思われる裏付けがありました。カイオウが最後に使った技とそれを封じたケンシロウの技です。


これが肉声で聞く限りでは「あんりゅうじゅうげきは!」「とうきだんそう!」と聞こえ、私の中では「暗流獣撃破」「闘気断層」と思っていました。しかし数年前愛総会に出席したとき、愛参謀氏からアニメ北斗の複製台本をみせてもらい、そこには予想外の漢字が記されており衝撃を受けていたのです。


果たして、デアゴ北斗が正解しているか、注目していたのですが・・・


「カイオウが放った暗流宙激破をケンシロウは闘気断想で受け流す」


大正解!!!


あとサヤカに突いた破孔が「無感補」、ヒョウのアニオリ技「ようしんきょくは」が「陽真極破」、カイオウの「あんままかきょくは」が「暗魔真可極破」、そして何より今まで名前と顔が不明だったロックとホセ、サンチョ以外の荒野の7人が判明したことは大きな成果だと思いました。


・・・・当時の脚本みたいなあ、閲覧料金払うからみたいなあ・・