いやーもうカットされるかどうか心配だったんですけど、ちゃんと入れてくれてましたね宮原氏の作画部分。
俺はこのセルジュニアが生まれて、襲いかかるくだりが凄い好きなんですよ。BGMの不気味さと緊迫感と作画の素晴らしいこと素晴らしいこと。あ、Zのことですよ。Zではここで終わるんですよ。
そして立ち向かうZ戦士たちをちゃんと１カットずつ映してくれるのが良い。けど今日の改ではベジータの「ふん！ザコが」が「ふん！ザコどもが！」に「くそったれー！」が「くそー！」になってましたね。まあもういいけどさ・・
この天さんとヤムチャの頼りなさときたら。
「だめだこりゃー」を地で行ってるな。でもこの二人はピッコロの指示に従い、悟空の救援に入ったからいいですよ。ピッコロは殊勲賞もんの活躍をしてたし、クリリンも粘ったし、ベジータも二発パンチいれたからいいでしょう。
問題はトランクスです。この人だけはほんと・・・セルをして「セルジュニアとなんとか互角に闘える」と評価していた、ベジータに匹敵する強さのはずのトランクスさんの活躍は、
この蹴りだけでした。
もうちょいアニオリいれてほしかったなあ・・それと右のヤムチャと天さんが闘気出すのは何回みても笑える。
出えへんてお前らじゃあ。そんな無理して超サイヤ人ぽくならんでもと。
あとたまに「悟空がこんなにボコボコにされるのはおかしい」みたいな意見をみるときがあるけど、これはボコボコにされて当然だと思います。「体力を失っている」というのは「単にバテている」という意味だけではない。忘れがちだが、悟空にはセルからうけたダメージも全部残ったままなんですよね。ドラクエでいうとMPがゼロで、HPもぎりぎりで画面がオレンジになってるようなもんで。勿論仙豆を食べてればセルジュニアに勝てたとは思いますが。
けど７対１では危ないな。
そしていよいよ覚醒シーン！
１６号「そ、孫悟飯・・正しいことのために・・闘うことは罪ではない・・話し合いなど通用しない相手もいるのだ・・
精神を怒りのまま自由に解放してやれ・・気持ちはわかるが・・もう我慢することはない・・・」
この１６号の台詞はもしかしたら鳥山先生の、作者自身の悟飯への想いではなかろうか。なにせ鳥山先生は「書きながら思ってましたよ、悟飯は本当に闘うのがイヤなんだなって」と後年のインタビューで答えておられる。
もちろん１６号自身も無駄な闘いを嫌うために悟飯の気持ちがわかるというのもあるだろう。
そして踏み潰すセル。ジャンプで初めて掲載されたとき小学生時の俺の軽いトラウマシーン！１６号のチップが悲しく飛び散る。そしてセルの非情の一言！
「よけいなお世話だ、出来そこないめ」
「うおわあああああああー！！！」
『運命の日 ～魂対魂～（歌 影山ヒロノブ）』
ピッコロ「・・悟飯！！」
この手でwo・・・ってあれ？なんかオペラ合唱団みたいな歌になってましたね。
そうか改ではそうきましたか。まあ影山御大の歌が使われるわけないと思ってたので特にショックはなかったですが、それより小鳥のチュンチュン声を何故カットした。
しかし何回みてもいいですね、このシーン。いくら影山御大の挿入歌があっても作画が悪ければ台なしですからね。よくぞこの神作画にしてくれたもんだわ。内山や海老沢やったらと思うとゾッとします。
来週の予告みたんですが全然進んでませんね。全部島貫氏の回の部分でした。本気で３月終了の帳尻合わせにきてますよ。いつもの改のペースならもうセルが膨らんでてもおかしくないと思います。おいおいZと同じことしてたら本末転倒やぞ・・
