いわゆるPS１の発売とほぼ同時期、原作・アニメではゴテンクスとブウが闘ってるあたりで発売されたドラゴンボールの格闘ゲームである。
そのテレビアニメそのままの素晴らしいオープニングに、ファンのハートは完全にわしづかみされた。当時中学生だった俺もその一人である。スーパーファミコンの武闘伝ではせいぜい１０数人だったキャラが一気に２２人、しかもザーボンやリクーム、ギニュー、クリリン、天津飯などが普通に使用キャラにいるのだからたまらない。
キャラクターの個性もあって、例えば気を消耗してフラフラ状態になったときはトランクスは「ふう」と超サイヤ人から元に戻ったり、ギニューは「待ったー待ったー待ったー！」と必死になったり。
また、武闘伝シリーズでも恒例だった裏技コマンドで少年孫悟空、亀仙人、サタン、超サイヤ人３孫悟空、ゴジータの５人が追加される。その時の専用ムービーがこれ。
ゴジータがとにかくカッコ良すぎる。
作画は山室御大だろうか。今見てもうおおー！と懐かしくてテンションが上がるくらいだ。中学生時代の俺の興奮もわかってくれるだろう。ぶっちゃけた話、PS２のスパーキングが当たり前となった現代では、ゲーム内容を比較してクソゲー扱いするのは簡単だろう。でもね、当時はこれが面白かったんですよ！マジで！！
最後にメテオスマッシュ集の動画があったので紹介。地味にみえるだろうが当時はすごかったんですよ、当時は。
ちなみに俺のマイキャラは超サイヤ人３悟空とゴジータ。スラッシュダウンキックがあるキャラが好きだったんですよ。メテオ見てたら懐かしくてこの頃に帰りたくなったわ。
ゴジータの最強技は「ファイナルかめはめ波」。これの印象が強すぎてGTで「ビッグバンかめはめ波」って出たときは猛烈な拒否反応に襲われた。
ちなみに青年トランクスの技名は「バーニング・ヘルズ・スラッシャー」。抜群の名づけセンスと思う。
あとサタンの扱いが面白い。まず気のゲージがない。ゲージそのものがない。ボタン二つ同時押しで「ひゅうー！」と気を貯めるのだが、何も変わらない。そして何よりも舞空術が使えない。今のゲームみたいにジェットパックなんて装備してませんよ。つまりマジで飛べません。空中戦されたらTHE END。
記事書いたら懐かしくなりすぎてやりたくなったので、ゲーム屋行ったが数件行って全然見つかりませんでした。もはや貴重品になっとるのかもしれん。
ドラゴンボールZ アルティメットバトル22/バンダイ
