初心者同志 -37ページ目

賄い料理。

学生時代、いかにも!というような、すごく格式のありそうな高級料亭で、

ずっと雑用のアルバイトをしていた。


そこで1番の楽しみといえば毎回、料理人が作ってくれていた、

賄いの料理だった。


作ってくれるのはプロの料理人で、食材も、残り物であるとはいえ、

普通に普段から、料亭で使われている最高級のものばかり。


アルバイトの初日、初めて用意され、それを食べたときには、


「今まで、自分が食べてきた食事て、いったいなんだったんだ!?」


と真剣で考え込んでしまった。


とくに、そのときに驚いたのが、お味噌汁。

中に入っていた具は、なんの変哲もなさそうな、普通のネギとお豆腐。


なのに、一口食べた瞬間、ものすごい甘みが、マシンガンの弾のように

休みなく立て続けに襲い掛かってきて、いったい、

これは何をどうしたら、こんな味になるのだろう、と思った。


なるほど、「高級」と呼ばれるような料亭は、

やっぱり普通ではないんだ、とそのとき思ったのだけど、

そのあとも、調理場でずっと皿洗いなどをしていたにも関わらず、

けっきょく、そのお味噌汁の美味しさの秘密を暴くことは出来なくて、

今思うと、惜しいことをしたなあ、と思う。


自分で、自分のお味噌汁を作りながら、

今も、ときどき、思い出さずにはいられない、味の記憶だ。

深夜の怪人。

社会人となって、深夜の、それもかなり深い時間に、

外を出歩くような機会が増えるようになってから、とにかく不思議な人たちと

出会うことが多い。


たとえば、叩きつけるようなすごい大雨の中、

路面に頬をピッタリと密着させるようにして、

ずぶ濡れになりながら、寝ている人を見たことがある。


うあっ、何してるんだっ!と思ったら、自販機の下を覗きながら、

手を伸ばして、何かを拾おうとしているところだった。


どうやら、飲み物を買おうとして、小銭を落としたらしい。


見て、一瞬で「ああ、そういうことか」と、わかるのは、まだいい。


というのも、こんな場合もあるからだ。


吐き出した息も凍りそうな、気温が零下にまで下がった

ある冬の深夜。


歩いていると、どこからともなく、人の呟くような声が聞こえてきた。

気になって聞こえてきたほうの路地へと歩いて、覗いてみると、

一人の30代くらいの男性が、電柱にむかってずっと説教していた。


ただの酔っ払い、とは思えなかった。

なぜならその男性、上半身は袖なしのシャツを一枚着ている

だけだったからだ。

足元では、ずっと電柱を蹴りつづけていた。


ときには、もっと緊迫した、恐ろしい場面にも出会ったとこがある。


そのたびに、夜、自由に外を出歩くことに憧れていた

子供のころには、想像もできなかった世界が、現実にはあるのだ、ということに、

私は恐ろしい思いを抱きつつも、楽しんでいる。



yosakura


深夜の桜。



ふてくされるハンター。

オンラインゲーム「MHF」 例解 日本語辞典




ふて-くさ-れる 【ふて腐れる】

 ①捨てばちになってみせる。 ②ふてる。

 ③やけな振る舞いをする。 ④不満があって言うことをきかない様子。

 ⑤大抵は、子供だけの特権。 


 「相手が心変わりしたって言うんだから仕方ないでしょ。いつまでふてくされてるの!」



MHFss231



勇み立ってで、戦いの場に向かって見ると・・・・・・!

あ、あれ?


おーい、そんなところでふてくされてないで、そろそろ戦おうよっ!


うーん、MHF、まだまだ見たことがない、新鮮な景色でいっぱいだ。



目を奪われるハンター。

オンラインゲーム「MHF」 例解 日本語辞典




め-を-うばわれる 【目を奪われる】

 ①あまりの光景に夢中になる。 ②動きがとれなくなったさま。

 ③(あまりの美しさに)おどろいて夢中になる。 「あまりに似合わないスーツ姿に――」



 「だって、私のこと、初めて見た瞬間から目を奪われました!て、言ってくれたんだもんっ!」



MHFss230



「その小ささに目を奪われる!」だったり・・・・・・(さらに明日につづく)。

度外視ハンター。

オンラインゲーム「MHF」 例解 日本語辞典




ど-がい-し 【度外視】

 ①考慮の範囲外とみなすこと。 ②問題にしないこと。

 ③心にかけないこと。 「採算の――」 

 ④計算できる範囲を越えてしまったため、ついつい、してしまうこと。


 「あんた、昨日初めて会った人と結婚を決めちゃうなんて、度外視にもほどがあるよ!」



MHFss229



ハンター生活も、そろそろベテランになってきました。

と言っても、やっぱりまだまだ、モンスターたちを前に、新鮮な驚きばかりで。


「大きさ度外視!」だったり・・・・・・(明日につづく)。