どうも。最近「米を炊くのがイベント」になりつつある一人暮らし代表、スミーです。
冷蔵庫の中で一番高級なのが“コシヒカリの小袋”という暮らし。
令和の日本、まさかこんなに米が恋しくなる日が来るなんて…。
でも今日はその話です。備蓄米。
そう、ついにあいつが市場に姿を現しました。
が、その裏には「コメを買ったことがない男」と「4時間並ぶ庶民」の物語があったのです。
第一章:江藤大臣の“伝説の失言”
あの発言、覚えてますか?
「私はコメを買ったことがない。支援者がくれるので、売るほどあります」
全国民の口から、炊きたてごはんが吹き出した瞬間でした。
私なんて、スーパーのコメ売り場で「高いなぁ…でも5kg買えばしばらくもつか…」と、3分くらい葛藤してましたよ。
それを「売るほどある」って。
しかも国民が米不足で困ってた時に。
世間:「そんな人に備蓄米の政策、任せて大丈夫だったの?」
スミー:「俺、インスタント味噌汁で白飯3杯いけるよ」←関係ない
この“米の失言”により、江藤大臣は辞任へ。
「米で大臣が辞めた国、日本」って、なんかもう…好きです。
第二章:備蓄米の謎ルール「高値入札制度」
江藤さん時代に導入されたのが、入札制。
一言で言えば、「お米のオークション」です。
「一番高く買うって言った業者に、全部売ります!」
結果:
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大金持ちの業者が全部かっさらう
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在庫として保管、出し渋る
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市場には出てこない
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価格は上がる
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庶民はひもじい
スミー:「これ、庶民守るための備蓄じゃなかったっけ…?」
備蓄米:「いま、企業の倉庫で寝てます…Zzz…」
第三章:小泉大臣、セクシーじゃなくて堅実な一手
そしてやって来たのが、小泉進次郎大臣。
「セクシー発言」で注目された彼が、今回ばかりは真面目だった。
「随意契約に戻します」
つまり、政府があらかじめ決めた価格で、信頼できる業者にコメを売ってもらう方式に転換。
このおかげで――
ついに!備蓄米が!市場に!降臨!!
感動のあまり、Amazonで新品の米びつをポチりそうになりました。
第四章:でも結局4時間並ぶ現実
ところがですね…。
噂を聞きつけて近所の特売会に行ったら、もうね、長蛇の列。
開始2時間前に行っても、「整理券は終了しました〜」の悲報。
友人(同じく一人暮らし)からのLINE:
「朝5時半から並んで、やっとゲットした。5kgのコメと腰痛のダブルパンチ」
そして話題になったのが、この発言:
「4時間並ぶくらいなら、時給1500円でバイトして、新米買ったほうがよくない?」
確かに。
1500円 × 4時間 = 6000円
→ スーパーでそこそこ良い新米5kgが買える!
しかも待たなくていいし、炊いてもうまいし、袋に「熟成感」もない。
第五章:一人暮らしのコメ哲学
「並ぶ」「節約」「頑張る」――
この3語が、ここ最近の私の生活を支えています。
でも、ある夜ふと考えたんです。
「備蓄米って、俺にとって本当に“得”だったのか?」
味:そこそこ
価格:確かに安い
時間:大損
労力:翌日筋肉痛
結果として、「安さの裏には、目に見えないコストがある」と気づきました。
最後に:遠く離れた実家の母からのLINE
ある日、遠方に住む母からLINEが。
「コメ送ろうか?田舎はまだ少し余裕あるよ」
泣きそうになりました。
でも同時にこう思いました。
「“売るほどある”じゃなく、“分けたいと思う”が、正しい米との付き合い方だよな」
終章:僕と白米と、これからの選択
というわけで、スミーは今日も近所のスーパーで、1.5kgの小分けパックを買います。
割高? そうかもしれません。
でも、それで「並ばずに」「好きなタイミングで」「炊きたてが楽しめる」なら、
それもまた一つの“正解”です。











