こんにちは。
BDSパーソナルトレーナーの斎藤です。
ここ最近、「汗をかけない」女性が増えているそうです。
汗をかくことが必要な理由ですが、気温の変化に関係なく体温を調整するために、熱を放出するという大切な役割を担っているのが「汗をかく」ことです。
脳と身体はそれぞれ適温があります。たとえば、38度の熱が出ると、頭がボーッとしますが、内臓器官にとってはこのくらいの温度の方が活性化し、免疫力もあがります。ですので、低体温は身体に良くないのです。
身体には汗腺があります。汗腺は人間の脳を外気温の温度変化から守ってくれている大切な器官です。 汗腺は使わないと退化してしまいます(=汗をかかない)ので退化させないように今までの生活の切り替えが必要ですね。現代人は運動不足のうえ、一年中エアコンの効いた部屋で過ごし、汗をかく機会を逃しているのです。
また、汗をかくとベタベタするし、気持ち悪いからと、敢えて汗をかくことを避けている人もいるのではないでしょうか。
しかし、汗をかくことは人間の身体にとって重要であり、健康でいることの秘訣です。
人間は発汗を伴う活動で代謝を上げ、その代謝熱で内臓を温めて免疫力を高めています。 逆に、汗がうまくかけないと、代謝機能が低下して免疫力が下がるため、様々な病気につながる可能性がでてきます。
多くの女性を悩ませている冷え症も、発汗のコントロールがうまくできないのが原因といわれます。代謝が低下することで太りやすい体質になったりしますのでダイエットにも関わります。
身体を温める食べ物(生姜・にんにくなど)を積極的に摂るなど、適度な運動を心がけてみてはいかがでしょうか。
パーソナルトレーニングBDS 斎藤 義則