FOR ALL ROUTINE WORKERS -28ページ目

春の話2:Snow Again

冬の終わり、花言葉。
* * *

梅の花/高潔な心 澄んだ心
Ume blossom/ Noble heart, clear heart

紅梅/誠意ある約束
Red ume blossom/ Promise of sincerity

老梅/慈愛にみちて
Old ume blossom/ Full of affectionate heart

ねこやなぎ/率直
Cat willow/ frankness

椿(紅)/可憐
Camellia(red)/ Lovely

椿(白)/完全なる愛
Camellia(white)/ Perfect Love

* * *

雪の花/しばしの別れ
Snow blossom/ A parting for a little while

今日のように唐突に雪が降ったりすると、都会でも郊外でも、
春を待つ細く痩せた木々の枝では雪の花が満開で、素晴らしく美しい。

雪の花は僕らが冬の夜に吐く息のように白い。
その花は凍ることなく、明日にはきっと溶けてなくなってしまう。
わずかな間だけ静かに咲き誇る白い花。一年で一番貴重で、一番美しい花。

でも、どんなに美しくても、その花に恋をしてはならない。
想う気持ちがその花を溶かし、魔法が解けて、木は元の姿に戻ってしまう。
だから僕はいつも遠くからそっと見てるだけ。
あと少しだけ、このままで。

花は散り、雪は融け、春は別れの季節。
目を閉じてもそばにいる。人生において何度かしか訪れない、心がふくらんで光が灯る瞬間と同じように、それは長くは続かない。定められた変化。

それでも思う。
ずっとこのままでいられたらいいのにね、と。

FOR ALL ROUTINE WORKERS

                  *Re-メロウトロン/クラムボン