ウェンベツチャシはチャシ関係のサイトなどを覗いた時に発見したもので、これを訪問した理由は陸別町が網走からでもかなり時間がかかるために他の「城巡り」ができない!からあともう一つ見ておこうという動機から始まりました。もっとも国指定史跡にもなっているユクエピラチャシとは異なり、このウェンベツチャシは陸別町の住宅街の中にありますが、同時に史跡表示などは無いため、訪問はまずどこ?と探索するのから始まりました。
一応、場所は老人ホームの裏手にある小高い丘がそのチャシ跡とされています。あまり私有地立ち入りなどは控えないといけませんので、登り口を探すのも一苦労。
それでも何とか登り口らしきものを見つけるとそこから直登していきます。何しろ道とかないからしゃーない。サイトによると2つの小高い丘が連接して、その間を空堀らしきもので遮断した構造となっていたようです。
チャシ本体の「主郭」跡…と思しき場所。何しろなんの表示もないので「多分ここだろう…」という感覚。
標高も20mといったところで登ること自体はそんなに苦にはなりませんでした。
さて折角次のバスまで時間があるので、ここから再び廃止となった旧ふるさと銀河鉄道の路線遺構を見ていきましょう。
旧ふるさと銀河鉄道の陸別駅は今も「道の駅」としてそしてバスの結節点として、陸別町の「顔」的な存在。駅舎も残り、駅舎内には窓口やグッズ販売コーナーなどもある今も人が集まるターミナルとしてその機能は生き続けています。
そして陸別町では廃止となった池北ふるさと銀河鉄道線の線路が未だ保存整備されています。
駅舎ホームが現役時代の姿をとどめているのです。
廃止後、陸別町ではふるさと銀河線りくべつ鉄道としてこの駅構内と列車車両、そして数キロの線路が保存整備されており、今も観光鉄道として生き残っているのです。
そのため、今もホームには気動車がエンジン音を出して現役稼働中という貴重な光景を見られました。観光鉄道ということもあって、ここでは有料ですが車両の運転もできるという仕様。もっとも訪問時は平日だったために扱っていませんでした…残念。
遠くにユクエピラチャシの跡を眺めながら
かつての北海道内陸部を横断していたローカル鉄道の名残に思いをはせて陸別町での旅を終えます。
〇アクセス
道の駅「陸別」から徒歩15分
「ウェンベツチャシに狼煙が一本…」













