認知機能と聴力に相関あり 認知症リスクとなる難聴のレベルも解明 慶應義塾大学(大学ジャーナルONLINE 3/20)
慶應義塾大学の研究グループは、補聴器の装用経験がない55歳以上の難聴者において、平均聴力閾値と認知機能検査の結果が負の相関関係を示すとともに、平均聴力閾値38.75dBHLが認知症リスクの有意なカットオフ値となることを明らかにした。
2019年に策定された認知症施策推進大綱においても、難聴は特に予防介入や治療効果の評価に資するべき認知症の危険因子と位置付けられている。
外来を受診した55歳以上の患者を対象に、両耳の4周波数(500、1000、2000、3000Hz)の平均聴力閾値が25dBHLを超えた難聴者を、補聴器の装用経験がないグループ(未装用群)55例と3年以上に渡り補聴器装用を行っているグループ(長期装用群)62例に分けた。
補聴器未装用群において、4つの音の高さの平均聴力が38.75dBHLを超えると、認知症リスクを持つ確率が高いといえる。
一方補聴器の長期装用によって、難聴による認知症リスクが緩和されることが示唆されたとしている。
(サイトより引用)
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38.75dBHL、耳鼻咽喉科学会でいう軽度難聴のレベルです。中等度難聴の入り口手前ですね。
今後数値的な指標になるでしょうか。
