橋本愛・松本若菜・遠藤憲一ら、草なぎ剛主演ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」出演者発表(9/20)
https://mdpr.jp/drama/detail/3959695
NHKドラマ 『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(前編・後編/総合、よる10時~)の出演者が発表。放送日は12月16日・23日に決定した。
橋本愛/手塚瑠美役
手話を覚えるのは最初こそ頭がパンクしそうになっていましたが、どんどん体に馴染んでいき、少しでも「本物」に近づきたい、いや「本物」でなければ意味がない、と突き詰めていく過程は、本当に楽しかったです。聴こえない人が聴こえることはできなくても、私(聴者)は手話を覚えることができる。そうすれば、目の前に流れる川を飛び越えるように、自分とは違う誰かとコミュニケーションを取ることができる。そのことを希望に、手話と向き合っていました。
松本若菜/安斉みゆき役
ろう者の方々が多く出演されるにあたり、オーディションが行われたり、リハーサルも回数を重ねたとお聞きしました。みなさん笑顔がとても素敵で、「お疲れ様です」などの簡単な手話でしたが、コミュニケーションをとらせていただきました。とにかく表情が豊かで、素晴らしいみなさんでした!
遠藤憲一/何森稔役
オーディションを勝ち抜いたろう者の方々の演技が素晴らしいです。待ち時間には楽しくやり取りして、いろんなことを教えてもらいました。
私は刑事の役で手話をすることがないため事前に学びにいくことはありませんでしたが、現場でたくさん言葉を教えていただきました。豊かな表現力でお話しされる皆さんとのひと時が楽しく、現場に向かう毎日がとても楽しみでした。
脚本/高橋美幸コメント
執筆にあたり、まずは「ろう者」「中途失聴者」「コーダ」や関係者の方々を取材。年代によって違う「ろう教育」の関連資料を元に作成した歴史年表と照らし合わせながら、登場人物一人一人の生い立ちや履歴を書き込む所から始めました。それぞれの背景を知らなければ、その「言葉」を書く事はできないと思ったからです。
「自分とは何者か?」普遍的なテーマに辿り着くために原作者が見つけた「ろう者」と「聴者」の狭間にいる「コーダ」の主人公。その視点で、事件や事件に関わってしまった人々の想いを紐解く中、見失っていた「自分」、すれ違っていた「家族」の絆が、炙り絵の様に浮かび上がるドラマを目指しました。
(サイトより引用)
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ちと引用が長くなってしまいましたが、全文転載したいくらいです!
草薙さんはじめ、それぞれの分野で第一人者の皆さんが、こうしたドラマに関わり、当事者についてご理解いただき、発信されるということがいかに聞こえにくいろう者の理解につながることか。すっごく期待しています!