山根です。
宮古市では宮古秋祭りが開催されました。
秋に聞こえる笛の音は、
どこか懐かしい気持ちを呼び起こします。
昔から続く伝統を守りながら、来年もまた、
無事に開催されることを願っております。
さて今回は、
肩こりと睡眠の関係
についてです。
突然ですが、あなたは夜型人間ですか?
そして、慢性的な肩こりに悩まされていませんか?
多くの人が、睡眠と肩こりの間に何らかの関係が
あると感じながらも、その詳細については、
まだ広く知られていない部分があります。
しかし、このメカニズムを知ることで、
効果的な肩こり対策が可能になります。
・寝起きの肩こりに悩んでいる
・カーテンは基本閉めっぱなし
という方はぜひ最後までご覧ください。
夜更かしが招く痛みの連鎖:ホルモンバランスの乱れが肩こりを生む
夜型の生活が肩こりなどの慢性痛を引き起こす理由は、
主に体内時計の乱れに関係しています。
カラダには約24時間周期の体内時計があり、
これは光によって調整されます。
夜型の生活はこの体内時計を乱し、
以下のような問題を引き起こします。
- 睡眠を促すメラトニンの分泌不足
- 活動に備えるコルチゾールのリズム異常
- 筋肉や組織の修復に関わる成長ホルモンの分泌低下
これらのホルモンバランスの乱れは、
肩こりを含む様々な不調につながります。
過去のブログでもまとめています。
↓
睡眠の質の低下がもたらす全身への悪影響
体内時計の乱れは、
睡眠の質にも悪影響を及ぼします。
特に”筋肉の回復”に必要なノンレム睡眠を減らすため、
日中の疲れがたまり、慢性的な肩こりや
腰痛のリスクが高まります。
また、カラダの炎症を増やし肩こりや四十肩、五十肩の
症状を悪化させる可能性もあるのです。
このように、体内時計の乱れは睡眠を通じて、
カラダ全体に悪影響を与える可能性があります。
肩こり改善のための睡眠サイクル調整
「仕事や家事の関係でなかなか睡眠リズムを変えることが出来ない!」
という方もご安心ください。
少しの工夫で改善できることがあります。
ここでは、肩こりを改善し、
健康的な睡眠サイクルを取り戻す
効果が認められている方法をいくつか紹介します。
①自然光を活用する
朝、起床後30分以内に自然光を浴びることで、
体内時計をリセットできます。
②就寝時間を段階を踏んで調整する
急激な生活リズムの変更は難しいです。なので、
15分ずつ就寝時間を早めていくことをおすすめします。
これ以上のズレは、脳に負担をかけるため難しいです。
③終始食前の全身ストレッチ
就寝前のストレッチやマッサージは、
筋肉の緊張をほぐし、良質な睡眠を促進します。
また、目覚めた時のだるさも解消するため
寝起きを改善する効果があります。
これらの方法を組み合わせることで、
徐々に体内時計を調整し、
肩こりの改善につなげることができます。
参考文献
- Yoshimura, N., et al. (2018). "Chronotype and upper extremity pain: a Japanese population-based study." Journal of Clinical Sleep Medicine, 14(8), 1343-1349.
- Bedrosian, T. A., & Nelson, R. J. (2017). "Timing of light exposure affects mood and brain circuits." Translational Psychiatry, 7(1), e1017.
- Owens, J. A., et al. (2019). "Screen time and sleep among school-aged children and adolescents: a systematic literature review." Sleep Medicine Reviews, 35, 17-27.
- Barger, L. K., et al. (2017). "Prevalence of sleep deficiency and use of hypnotic drugs in astronauts before, during, and after spaceflight: an observational study." The Lancet Neurology, 16(1), 47-58.
- Kredlow, M. A., et al. (2015). "The effects of physical activity on sleep: a meta-analytic review." Journal of Behavioral Medicine, 38(3), 427-449.
- Xie, L., et al. (2013). "Sleep drives metabolite clearance from the adult brain." Science, 342(6156), 373-377.
- Bonnar, D., et al. (2019). "Sleep interventions designed to improve athletic performance and recovery: a systematic review of current approaches." Sports Medicine, 49(1), 125-144.
まとめ
・夜型生活は体内リズムを乱し、肩こりのリスクを増やす
・ノンレム睡眠で筋肉は回復する
・睡眠不足は炎症を増やし、回復を阻害させ肩こり悪化
スタジオルーツ宮古では、骨格調整、内臓調整、頭蓋仙骨療法という
アプローチを用いて、カラダ全体のバランスを整えます。
これらの施術は従来のマッサージとは異なりますが、
多くの方々から「マッサージのように心地よい」と
ご好評いただいております。
優しくてしっかりとした施術は
筋肉の緊張をほぐすだけでなく、 深部にまでアプローチし、
根本的な改善を目指します。
現在、肩こり腰痛を始めとする痛みの症状でお悩みの方は、ぜひご予約ください。
スタジオルーツ宮古は定休日なしで営業しておりますので、
お客様のご都合に合わせてご来店いただけます。
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