
宮城県大崎市でヨガのWSを開催しました
先日は、大崎市にてヨガWSでした。
東北各地から20名弱が参加。
ここ数年は自粛が続いたこともあり、
久しぶりに人を集めてのWSとのこと。
プログラムはこんな感じでした。
ヨガ哲学を知れば見方が変わる
こちらはInstagramで投稿したものをマルっと引用
【全ての問題の根源は二重性】
人間関係、仕事、健康、社会の問題。
これらの原因は結局のところ「認知」に辿り着く。
今の社会情勢でいえば、
連合の侵略を阻止するために戦う国と
隣国の理不尽な侵略を阻止するために戦う国
基本的に対立構造は互いに認識のズレが生じている。

健康面でいえば、
痩せると信じて脚をパカパカし続ける人がいる
そして結果が出ずにまた新しい情報を求める。
これも「痩せる運動である」と誤認した結果。
問題を抱えるヒトは、認識がズレているから
現状を変えることができない。
ではこれ発信者の問題なのか。
それとも鵜呑みにした受信者側の問題なのか。
これに対し良し悪しを判断する必要はない。
人間はそもそもそういうものである。
人間には数百以上のバイアスを持っている。
「バイアス=思いこみ」
であり、無意識レベルで多くの事象を
決めつけて生きている。
ではこのバイアスが悪なのかというとそうでもない。
人間の脳みそは「この人はこうだよね」とカテゴライズすることで認知負荷を減らしている。
脳みそのエネルギー消費量はカラダ全体の2割を超えるので、
可能な限りエネルギーの節約をする。
つまり、生存戦略としての意味ある機能として備わっている。
このように、悪と思える事象は大抵が必要悪であり、
必要悪はそもそも「悪」ではないということ。
ただ一方で、バイアスによる「思い込み」により
損をしたり、失敗をする。
その失敗に一喜一憂する必要はなく
「人間ってそもそもそうだよね」と
切り替えればいい。
切り替わればそれは学びになるし
「でも〜」「だって〜」といつまでもグズグズしていれば
また形を変えて、似たような問題にぶち当たる。
つまり、いちいち善悪論で考えることが不毛であり
精神をすり減らすこと自体無駄だということ。

そんなバイアスすら「これが自分らしさである」
と誤認している。
人生の中では、さまざまな課題が日々降り注ぐ。
それを問題と認識するのか、課題と認識するのか
この差が健康・不健康を左右する。
古典書Yoga Bijaの中では、
「Dvandva jaala ヨガは二重性が一元化することである」
と定義づけている。
Mindwanderingから脱して
Mindfulnessに到達するには、
善悪をはじめとする二元論の色眼鏡を取り払い
フラットな状態で世界を観ること。
その過程がヨガであるし、
導くのがヨガ指導者である。

ちなみ
【問題の定義】は
現状との間にあるギャップのことで、目標達成のために、解決しなければならない事柄
【課題の定義】は
目標と現状とのギャップを埋めるために、やるべきこと。
やるべき事をDharmaといい、そこから逸れた行為はAdharmaでありKarmaを生む。
何か健康面に問題を感じているのであれば、そこには必ず健康を害す課題とその認識のズレがある。
仕事も人間関係も同様で、認識がズレているというメタ視点を持った状態こそが「健全」になる第一歩。
ハーバード大学が75年かけて行なった
“人間の健康と幸福について”
の調査によれば、人間の幸福は
「自分をどれだけ理解してくれる人がいるか」
に大きな影響を受けると結論づけている。
全ての事象と”気心の知れた友人”のように
付き合っていけば人間は健康で幸福になる。
そんな知性を与えるのが
古典で受け継がれているヨガです。

てな訳でお隣の宮城県は大崎市にて
ヨガWSを開催してきました。
@karada.care.yoga
@bluecanvas_official
オーガナイズありがとうございました🙏
7月14.15日(海の日辺り)は、大崎市界隈のキャンプ場で
@chama_yoga さんとリトリート開催です👋
全国各地からご参加お待ちしております。
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引用終わり
世の中、あまりにも世間を気にしすぎです。
昨今の「思いやり」の言葉の裏にあるのは「責任逃れ」
もっと自分の意思に忠実にあること
そんな強さをヨガでは説きます。
今あなたが考える「自分らしさ」は本当に”自分”なのか。
何かに感化され、無意識のうちに”これが自分”だと
勘違いをしていないか。
腰が痛くて当たり前
運動ができなくて当たり前
自分の意見を言えないシャイな性格の私
嫌な事から逃げ続けている私
”これらは全て幻想だから早く現実をみましょう”
5000年も前から古典を通じて人類に伝えているのです。
世界情勢、そして日本の情勢は
決して平和と言えない状況の中、
この時代をどのように生きていくのか
一度、自分自身を俯瞰してみることをお勧めします。
日常にヨガのエッセンスを取り入れていきましょう。