
痛みの我慢は、のちに痛い目を見る
日本では、労働者の約70%が腰痛を経験しており
そのうち半数以上が長期間にわたって
腰痛に悩まされているというデータがあります。
ですが、腰痛があって当たり前だと思うのは危険です。
その理由について今回はまとめてみました。
痛みは「何かを伝えるサイン」である
よく言われるのが
「痛みはカラダからのサイン」
なんとなく理解したつもりになっていませんか?
放置しているうちに、いつの間にか治っている
結果、特に処置をせずに緩和と再発を繰り返している
つまりサインに気づいているのに放置するケースです。
1番多いパターンかと思いますが、
からだにとってはなかなかの負担です・
背骨の気持ちになってみましょう・
・
・
背骨「押しつぶされて苦しいからサインを出そう…」
3年経過…
背骨「まだ助けてくれないんかい」
背骨「ベチャ」
↑
こんな感じです。
この間、ずっと背骨はダメージを蓄積しています。
ダメージの蓄積 ≠ 痛み
なので、一時的な緩和は治っていません。
サインに気づいたのであれば、早めに対処をしましょう。
歳を重ねてから大変なことになります。
*最近は歳を重ねる前に重症化するケースが多いので警鐘を鳴らす必要があります
腰痛を放っておくことで生じる5つの問題
腰痛を放っておくと、以下のような状態が生じる可能性があります:
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慢性的な痛み
腰痛が治療を受けずに放置すると慢性痛に移行ます。
初期の痛みは炎症が治れば治るのですが、
慢性痛に移行した場合は神経の命令系統がやられます。
つまり、痛みのプロセスが複雑になるのです。
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痛みが悪化する
腰痛が放置されると、痛みが悪化する可能性があります。
理由の1つは慢性痛に移行すること
もう1つは骨格自体の摩耗が進行するからです。
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痛みが他の部位に広がる
腰痛は、悪化すると臀部や下肢にも痛みが広がります。
これは、脊柱が摩耗することで神経にまで干渉した結果です。
筋肉に比べ神経は回復が遅いため、治癒が遅れます。
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日常生活に支障をきたす
腰痛が放置されると、日常生活に支障をきたします。
50代を過ぎてくると無理が効かなくなって
便座に座れない、運転がしんどいなど
症状が深刻化しやすくなります。
これも若い頃からの蓄積の結果です。
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治療が難しくなる
夜間痛や脱力感を伴う痺れはレッドフラッグです。
要は即病院行っての手術案件です。
整体で緩和するケースもございますが、
レッドフラッグの判断もわからず電気治療を
長期間続けて回復が遅れるケースもございます。
しっかり判断できるセラピストにケアしてもらいましょう。
物理的な負担を減らすことが大切
車を例に出します。
タイヤが左だけすり減っていたらどうしますか?
2つの選択肢から選択してください。
① 左だけタイヤを交換する
② 左だけ擦り減る理由を見つけて改善する
①は、体で例えると筋肉のマッサージや電気治療です。
「悪くなっている部分のケア」です。
②は、動作の改善です。
左右の偏りは、シャフトが曲がったりしているかもしれません。
その場合、タイヤの交換ではなくシャフトの交換ですよね。
このシャフトが肉体でいう骨格です。
全身の骨格バランスが整っていればパーツの
極端な摩耗は無くなります。
車整備で「アライメント調整」という言葉がありますが、
骨格にもアライメント調整があります。
そして、アライメント調整の目的は
「車体を正常に動作させる」です。
だから動きのメカニズムも理解する必要があります。
スタジオルーツ宮古が動きにこだわる理由です。
月に1度、アライメントを整えるという習慣を。
そうすれば車体は長持ちし、故障を免れます。
健康を維持するためにはメンテナンスが必須。
その中でも自律神経は一度バランスを崩すと
改善されるまでに時間がかかります。
早めの対処で要らない症状と
付き合うこともありませんので
崩れる前にメンテナンスをお考えください。
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承っております。
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