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について発信しています。

SIRVAをご存知ですか?
今年に入って、左肩の痛みを訴える方が
非常に増えております。
当初はなぜみんな五十肩になっているんだろうと
原因もわからず不思議でしたが、
最近になって原因らしいものが判明してきました。
長く続く炎症にご注意を
あれを射った後(最近はコンプライアンスが厳しいので明記は控えます)
3週間、ひどい人だと半年以上方が痛むケースが増加しております。
これをSIRVAと言います。
(Shoulder Injury Related Vaccine Administration)
読:サーヴァ
ざっくりいうと
注射針の差し方が悪かったことで起きている可能性のある肩痛です。
重度の五十肩よりもしぶといとされており、
自然経過でも2~3年はかかることが予測されております
原因特定は難しいけれども、多分刺し方の問題
一応、免疫反応による一時的な症状とは言われてます。
実際のところは、これだけ肩に高頻度で注射を打つこと自体がイレギュラーであり、射ってる中身もよくわからないものなので原因を特定するのは難しいでしょう。
ただ、おそらくですが前述の通り、論文などを見る限り
シンプルに針によって物理的に損傷してる可能性が
高いのではないかと思われます。
*アメリカでは日本よりもたくさん症例が出てる様子
注射を打つ際は、刺入点という適切なポイントを見つけて刺しますが、
腕のポジションによって大きな差が出ます。
例えば、肘を曲げて注射をした場合と、腕をダラっと垂らして注射した場合では奥の刺さる部分が変わってくるんですね。ちなみに今回の三角筋(肩の筋肉)注射は腕をダラっと垂らす必要がありますが、ニュースで見た接種会場では肘を曲げておりました。
解剖学的にはおそらく
①腋窩神経に直撃してる
②関節包に直撃してる
の2つの可能性が考えられます。
*一応の注意書き
ドクターではないので診断できませんが、
作業療法士の視点からの推測になります。
少しでもリスクを減らすための3つのポイント
先にお伝えしますと、
肩の症状は長引く傾向があります。
肩に限らずなのですが、
血流量が少ない部位は基本的に回復に時間がかかります。
例えば血流がほぼない前十字靭帯の損傷は基本自然回復しないので手術ですが、
横の側副靱帯は多少血流があるので時間は明かりますが、自然に回復します。
このように、血流量と回復度は比例するのですが、
肩は残念ながらあまり血流が良くないのです。
さらにいうと、日常生活の中で肩を満遍なく動かしている方は大丈夫なのですが、大半の方があまり動かしていない傾向にあります。
なので、結論としては「血流を高めること」が1番大切です。
具体的には
① カラダが温まる運動
② 長めの入浴
③ タンパク質重視の食事
この3つがおすすめです。
やはり血流を高めるには運動が1番です。
運動習慣があるだけでさまざまなリスクを下げることができます。
タンパク質は、カラダの原材料であることと
消化熱を多く発生させるのでカラダを温めることに繋がります。
ここで紹介していることは、今回の肩の痛みに限らず
諸症状全てに必要な項目です。
整体施術にお越しの方にも、基本的にはここら辺を勧めております。
ぜひ意識してみてください。
手に負えなくなる前に
肩の症状は長引きやすいとお伝えしましたが、
長引きやすい症状は潜伏期間も長いのです。
何年も蓄積した肩へのストレス、腰へのストレスが
何かをきっかけに症状として顕在化しているのであり、
昨日今日で痛めているわけではないのです。
歯をイメージすると分かりやすいかと思います。
何年もかけて悪化し、体調を崩した時に急に痛くなるのが虫歯です。
応急処置だけで痛みが取れる場合がありますが、病巣を叩かないと
根治しないのは、肩こりや腰痛とも非常に似ています。
なので、歯医者が定期ケアを勧めているように
当店も定期ケアスタイルをお勧めしております
ひどくなるその前に、ぜひご相談ください。
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