「◯◯さん転んじゃったんだって。びたん!って」
走るようになって、
「びたん!」という言葉を知った。
初めて聞いたとき「痛そうだな」と思いました。
思いっきり転んだときに、使うらしい。
って、皆さん普通に使うのかしら。
あっという間に11月。三連休も終わるし、
気がついたら、フルマラソンから一週間。
月イチ、フルマラソン第三弾。
10月29日開催の
水戸黄門漫遊マラソン、走ってきました。
やっと秋らしく涼しい日もあり、
走れないなりに、少しずつ出来ることも増えて
なんとなく復調の兆しか?みたいな気持ちに
なったりしたけど、気のせいだったみたいです。
前置き長いですが、
35㎞過ぎに転んで救護所行きになりました(笑)
でも、ちゃんと?ゴールはしたので、
今は満足しています。
10月29日の水戸の朝は、
涼しくて、曇ってて、心配してた雨にも降られず
なかなか良いコンディションだったと思う。
できれば4時間に近いタイムで走りたい。
だから入りの5㎞のタイムが悪くなければ、
試してみようと思ってた。
だけど、ずっとそわそわしてた。
腹を括れなかった気がする。
前みたいに「どうにか4時間切らせてほしい」
って神頼みみたいな、念じるような、
強い気持ちが足りなかった。
距離走する頻度も減ったままだし、
自信が持てなかったんだと思う。
というより、よく走れると思ったな、自分。
なんだか恥ずかしくなる感じです。
5’30〜5’40前後で走って、
余裕があったのは15㎞まで。
だけど、ずっとサブ4のペーサー集団の近くで
走る形になったことで、身動きが取れず。
複数車線あるコースでも、
直線的に横切るランナーさんが複数いて、
その度にぶつかりそうになったり、
足を踏まれそうになったり。
怖くて仕方ないので、真ん中辺りで走っていたら、
序盤から給水がうまくいかなかった。
自前のスポドリを、ちびちび飲みながら進んだけど、
足りなかったんだと思う。
ハーフ地点を過ぎた頃には、けっこう疲れてた。
給水は摂れるようになったけど、
この日は不思議とあまり水分を欲しなかった。
どこかのタイミングで、復活できればいいな
と思いながら、走ってた。
25㎞地点をどうにか通過したけど、
30㎞付近のアップダウンで脚を使い切り、
千波湖の周回に入る頃には、脱水症状か?
身体が左後ろに傾き始めた。
路面の変化にも対応できなくて、
ギアが何段か落ちた感じ。
全然、進まない。
35㎞のマットを超えた辺りで、一度止まって
呼吸を整えてみた。
止まらなければ、諦めなければ、
まだタイムは狙えるかもしれないけど、
もう姿勢が戻らないから、危険。
「今日はもう、ここからはゆっくり行こう」
と決めて、走り始めて少し進んだ辺りで
びたん!っと転びました。(どすん!とも言う?)
排水溝のアミで滑って、思いっきり。
一瞬視界が下がっていくのがわかったけど、
右膝と右肘を強打。
おそらく転び方が派手だったからか、
周りのランナーさんが立ち上がるのを助けてくれて、
後方でランナーさんが、救護を呼んでいるのが
聞こえて「あ…私のことか」と理解するまでに
少しかかりました。
立ち上がって、はてどうするか?と思っていたら、
スタッフさんが来てくれて
「近いのは300m手前の救護所なので、戻ります」
と言われて、歩いて向かうことに。
自力で前に進んで、別の救護所に行く選択肢は
無い雰囲気だった。
血が出てるから当たり前だし、
応急処置してもらわないとダメだし、
6月の二の舞いになるのは、絶対に避けたい。
とはいえ、コースを戻ることになり、
完全に心が折れてしまいました。
自分でちゃんと歩いて行けたのは、良かった。
35㎞地点の救護所で応急処置してもらって、
リタイア箇所は36.5㎞だと教えてもらった。
来月もつくばがあるし、リタイアするつもりだった。
救護所のスタッフさんは、
「(顔色も悪いので)リタイア箇所には休んでから行きなさい」と言う人と、
「でもまだ沢山ランナーさん走ってるから、
走りたいよね」と言う人もいた。
確かに千波湖の周回、
まだまだランナーさんがいっぱい。
遥か後方にも連々と続いている。
制限時間には余裕あり。
少し休んでから、とりあえず救護所を出た。
歩いていたら、前方にラン友さんを発見。
少し離れてるけど、走ってみたら追いつけた。
彼女は、体調不良もあり
30㎞から歩きに切り替えたそうで、
でもそれが競歩みたいに速いペースだったので、
着いて行けなかった。
傷がジンジンして痛くて、無理だった。
それでもこの日知り合いに会えて、
話もできたのでうれしかった。
やっと少し気持ちがほぐれて、
周りが見えるようになった気がした。
単なる散歩みたいな歩き方で進んで、
千波湖の周回をランナーさんの流れに沿って出た。
少し進んだところに駐車場があり、
リタイア箇所と思ったけれど、案内板は無い。
そのまま歩いて進んだ。
(実際千波湖コースの出入口、
33.6㎞と35.6㎞がリタイヤ箇所なので、
人の流れだけ見て進むと、
視界に入らないところにあったのかもしれません)
気がついたら37㎞を超えていた。
リタイア箇所を通り過ぎてた。
それでも、走る気持ちにはならなかった。
歩いているぶんには、とても良い雰囲気。
応援の方も多いけれど、全然気にならなかった。
だけど、さっきまで出ていた日が、また影って、
歩いていることもあり、少し寒い。
38㎞まできて、少し下りになってきたこともあり、
走ってみることにした。
あと4㎞だけど、歩いていたら
いつゴールできるかわからない。
ゆっくりゆっくりでも走って、
どうにか40㎞を超えたけれど、
やっぱりまた身体が傾いてくる。
最後の登り坂は、身体の傾きもあり、蛇行気味。
歩いてる人に抜かされたのは、わかった(笑)
気持ちは走りたいのに、身体は走るな、という。
結局、ゴールの手前で諦め、
ほんの10mくらいだけど、歩いてゴールした。
ゴール地点の救護スタッフさんに、見るなり
「あ、それ、ダメです」って言われて、
救護所行きになったんだけど、
今回も水分を欲しいとは思わなかった。
飲んでもやっぱり美味しく感じなかった。
今回も毛布掛けてもらったけれど、
やっぱり寒いとは思わなかった。
やっぱり脚も攣らなかった。
5分くらい座って休んで、
自力で歩いて、ホテルに戻った。
4時間48分なにがし。
今年の水戸が終わりました。
手術した後、タイム戻すなら、
1年はかかるだろうと思って、
気長に向き合おうと決めたのに、
無駄に気負った。
9月の榛名湖が思いのほか走れたので、
少しでも良いタイムで走りたいって、
思ってた部分がある。
そもそも体力も走力も戻っていないけど、今までは
気力で乗り切って、たまたま上手く完走できてた
だけなのかもしれません。
今回は、転ぶべくして転んだ感じです。
誰かを巻き添えにしなくて、良かった。
だけど、周りのランナーさんの大事な時間を
また奪う形になったので、反省しています。
脱水なのか?自分でもよくわからないけど、
術前から何度か同じ症状が出るので、
どうにか改善したいところです。
水分摂って休んだら、普通に歩けるのは事実なので、
給水次第なのかもしれません。
自業自得ではあるけれど、
ちょっと凹んだりしてました。
でも、短いジョグなら再開できてるし、
変な痛みは、なし。
とりあえず一安心。
やっぱり当分は「できたらラッキー」
くらいの気持ちで丁度良いのかもしれません。
焦らず、続けます。