↓最初から↓
2022年2月。
長女の受験が終わった。
再発したことを黙っているのは、私が限界だった。
12歳にもなれば、反抗もする。
反抗されると意地の悪い形で
再発のことを伝えたくなってしまう私がいた。
子どもたちに伝えるかどうかについて、
主人は言わなくていいと言っていたけれど、
最終的には、私の気持ちを尊重してくれた。
再発が告げられてから、子供に伝えるまでに
4カ月くらいの時間があった。
その間に↓の本を読んでいた。
子供への告知、レガシーワークなどについて
触れている本だ。
子どもへの伝え方は気を使った。
言い方、言うタイミングによっては、
深い爪痕を遺してしまうと思ったから。
本を参考に、天気の良い日曜日の午後に、
落ち着いて再発したことを伝えた。
- 「がん」が再発したこと
- 治すというのは難しく、共存していくことを目指すこと
- 子どもたちは普段通りに生活して良いこと
- お母さんの体調が悪くても、楽しんでよいこと
- スクールカウンセラーや保健室の先生に相談してよいこと
- 気になることがあったら、いつでも質問して良いこと
そんなことを伝えた。
子供達の反応は、思ったよりも冷静だった。
↓つづき↓