↓最初から↓

 

長女の反応

 
再発を伝えた時の長女(小6)の反応は
「そうなんだ」くらいの軽い反応でびっくり。
泣き出したりするのかなと思っていたから。
やっぱり気がついていたんだなと思った。
 
伝えた日を境に、寝る前に布団に入ってくるようになった。
長女なりに不安なのかな、と思う。
 
 
子供に再発を告げた1ヶ月後くらいの検診で、
腫瘍が小さくなっていることが分かった。
(ベージニオが効いてくれた)
 
そのことを話したら、ぱっと顔が明るくなり
「じゃあ、治るの??」
と期待に満ちた反応をしてきた。
 
『うーん、そうなればいいけど難しいかな』
と答えたら、シュンとしてしまった。
 
やっぱりママには、生きてて欲しいよね。
ごめんね。
 

次女の反応

 

小3の次女も淡々と話を聞いていた。
泣いたりすることもないけど、
本当の深刻さは分かってないと思う。
 
というか、治らないというよりは、
共存していくんだよ、という伝え方をしたのもあると思う。
 
肺と骨盤にがんがあることを伝えたので、
「どっちかだけでも治ればいいのに。
 かわいそう」
と言っていた。
 
語彙力の少ない次女なりの
精一杯の悲しみ表現のように感じた。
 
その場では、質問はそんなになかったけど、再発を伝えてから数日は色々聞いてきた。
 
「死んじゃうの?」
という質問もあった。
 
『いつかはね。でも、今、お母さんの体の中にがんがある状態だけど、こうやって普通に生活できているでしょ?この状態が続くことを目標にしているんだよ』
 
と答えたら、少しホッとしたようだった。
 
長女同様、次女も甘えが強くなった。