不登校の親が持っている隠れたメリット | まいすとれーじ

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私の知り合いでお子さんが不登校の方がいるのですが、もう何をやってもダメで全然学校に行く気配もなく、毎日家でスマホゲームをやってぐうたら生活。

 

習い事も塾もフリースクールも何一つ興味を示さず、断固として「学校へ行かない」を貫いたまま、他にやりたい事があるわけでもなく、ひたすら家に引きこもっていると。

 

 

お子さんは何て言ってるの?と聞いてみると、「学校なんていうあんなつまらない所へとても行く気にはなれない」と。

 

てことは、子供の思考は親の思考の投影であることがほとんどなので、まずお母さん自身が社会に対して「世の中はつまらない」とか「この世界はつまらない」と思ってる可能性が高いよねということが一つ。

 

 

で、さらに話を聞いてみると、多分このままだと高校も大学も行く気配がないから、中学を卒業した時点で学費等の出費がなくなり、教育費が大幅に節約になりそうだと。

 

てことは、「子育てにはお金がかかる」という思い込みもありそうだなと。

 

 

子供を大学まで出してやることが一人前の親の務めであり、そのためには親としての責任を果たさなければいけない。

 

 

これも思い込み。

 

中学校までは義務教育を受けさせる必要があるけど、高校以降は別に親がその責任を負う必要はない。

 

 

でさらに、そのお母さんは「学校に行かないなら、せめて夢中になれることでも探して、何かやって欲しい!」と子供に懇願しているのですが、「じゃあ母親であるあなたは何か夢中になれることがあって、それをやっているの?」と聞くと、何もなし。

 

となれば、子供は親に対して「まずお母さんが自分の人生をちゃんと生きなよ」というフィードバックをしている可能性が一つ。

 

 

でもね、私が一番気になるのはこれ。

 

不登校の親御さんの話を聞いていると、ずっと子供が不登校のことばかり嘆いている。

 

 

子供が、子供が、子供が・・・。

 

ねぇ?その前に自分の人生は??


親であるあなたが自分の人生をちゃんと生きてる?


多分、子供はそれを知らせてるよ。

 

 

でもね、不登校の話ってこれで終わりではないんです。

 

実はもっと深いラスボス級の親が得ている最強のメリットがあるんです。

 

 

それが、

 

子供が手がかかる方が都合がいい

 

です。

 

 

重要なのでもう一度言います。

 

 

子供が手がかかる方が都合がいい

 

です。

 

 

つまり、子供が不登校でいることで親にメリットがある。

 

その最大のメリットって何だと思います?

 

 

実は私も中学生の頃に不登校を経験しているのですが、その頃の記憶を内観していた時に不登校の本当の原因に気付いたんです。

 

親にとっては子供が学校に行かないことにメリットがあるから、子供の不登校が直って学校に行くようになったら困るんです。

 

 

そもそも、

 

子供との関わり方=自分との関わり方

 

ですから。

 

 

親御さんにとっては聞くのがつらい話になりますが、その最大のメリットの話を次回書きたいと思います。