親近感か投影か | まいすとれーじ

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私の大好きな石井裕之さんが、Xでこんな呟きをしていたので紹介します。

 

「自分の知らない情報を浴びせかけられるとたちまち相手を妄信し崇拝してしまう人たち。自分に理解できない概念を聞かされると言下にオカルトだのインチキだのと決めつけてしまう人たち。誰であろうが自分に都合のいい相手には与する人たち。まったく異なるようでいて、これらのタイプには互換性がある。」

 

これ読んだ時、わかるなぁと思って共感したんですよね。

 

 

実は内観の世界でもこれと全く同じことがあって、自分と似たような人間性、またはパーソナリティを持った人に出会った時、親近感を持って好きになるか、投影を起こして強い反発心を持つか。

 

見事にこの2つに分かれるんですよね。

 

中間がないの。

 

 

もしその相手に親近感を持った場合は、「自分と似ている」という共通点がその人の心の支えになり、過度に依存したりその人について行こうと思ってしまいがちだし、

 

逆に投影を起こした場合は、「自分がひた隠しにしている部分をあからさまにされてムカつく」という怒りの感情さえ湧いてきて、相手を過度に敵視し、ブロックしようとする。

 

 

でもこの二者の心の反応は実は同じで、まさに互換性があるのです。

 

当然ながら、どちらに傾いても正しい自分の在り方にはならないので、親近感を持った場合は相手と自分は全く別の人間であるという事をしっかり線引きをすることが大事だし、投影を起こした場合は自分が一体何にそんなに反応しているのかをしっかり見ることが大事。

 

 

今日の記事は短いけど、とても大切なことを書いたので、当てはまるなぁと思う方はそこを重点的に内観していくといいと思います。