人を支配する交渉カード | まいすとれーじ

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私の大好きな与沢翼さんの今日アップされた動画を見て、あまりに図星な内容に一瞬で体が固まってしまいました。

動画の内容は、与沢さんが夫婦円満に至るまでに、奥様にしてきた態度について。
 

 

 


与沢さんのお話の中で、私の心が激しく反応したのは以下の部分。


「交渉カードとして、自分の言うことを聞かせたいから、キツイ言葉を言っていた。

弱い存在に対して、圧力というか交渉をして、言うことを聞けと。


相手を否定する態度というのは、一番パワーバランスがおかしくなるし、相手の人格を蹂躙することになってしまう。

それをやられると、やられた方は立ち位置がなくなって、人として非常に不安定になってしまう。


だから「離婚したろか!」みたいな、最終カードを突き付ける脅しみたいなのは、一番やってはいけないと思っている。」



これってまさに、私が子供の頃に親にやられてきたこと、そのままなんですよね。

力でねじ伏せて、言うことを聞け!というのを、私は18歳までずっとやられてきました。


もちろん、実家を出てからも遠隔操作で、ずっと支配され続けてきたわけです。


与沢さんは「離婚」という言葉を切り札にしていたようですが、私の母が最終カードにしていたのは、

「言うことを聞かないなら、もうウチの子じゃないから出て行きなさい。」

これです。



そして実際に何度も家から締め出されたり、遠くに置き去りにされたりしました。

親に逆らったら捨てるぞ。

子供にとって、一番残酷な脅しです。



動画を見ていて、とても辛い気持ちになりました。


でも与沢さんが凄いのは、自分の過ちに気付いて反省し、それを修正したことです。

そしてもう二度と、そのような行為をやっていないことです。


この動画を、母親に見せたいと思いました。

私の母は、おばあちゃんになった今でも、子供に対する態度は全く変わっていません。


蹂躙された子供の苦しみなんて、一生わからないでしょう。


普通はこういう話ってオープンな場で、あまりしないと思います。

だからこそ、こういう内容を正直に話してくれた与沢さんは凄いなと思いました。


ちなみに与沢さんの奥様は、「旦那さんからされたことは絶対に忘れない。私は今でも根に持っている。」とおっしゃっていました。

そうなりますよね。


多分私も、母親からされた蹂躙行為をずっと根に持っています。

だって本当に辛かったし、完全な人権侵害だから。


与沢さんも言ってましたが、「自分がやられて嫌なことは人にはしない。」

これは幼稚園で3歳頃にみんな習うものだと思っていましたが、私の母親はそういう他人を思う気持ちが欠落していたようです。


負のループから抜け出すには、どちらかが正しい考えを持つこと。

母親が変わらないなら、私が変わります。


私は自分がされて嫌なことは、絶対に人にはしない。

こんな馬鹿げた毒親の負の連鎖なんて、私の代で永遠に抹消します。

 

 

そして、自分を変える努力をした人と、変わらずに死んでいく人の人生の質の差を、深く痛感しています。