乖離と分離と統合 | まいすとれーじ

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資料置き場

生きやすい社会なんて、この世には存在しない気がする。

働きアリの法則でもそうだけど、どれだけ快適な空間に自分を分離させても、必ず一定数変なものは混ざる。


そして分離は人を不幸にする。

いつだって、目指すべきは統合であると思う。


自分にとって都合の悪いものを分離させ、切り離そうとする思考が、社会をより悪化させる。

一個人で考えればわかる。
分離とは統合失調症。


自分が乖離した状態で、人は幸せにはなれない。

 
唯一生きやすい社会があるとすれば、それは自分の妄想の中だけだと思う。

過去、誰よりも社会と隔絶し分離し、孤独を好み、統合と乖離を繰り返した私だからこそ、わかることがある。


分離した先にあるのは、幸福ではない。

実際に体験したから間違いない。


人が幸福になる瞬間というのは、分離、乖離していたものが元に戻って統合するということ。

本当の自分と偽りの自分が手を繋ぐということ。


社会であれば、善と悪が中庸に統合されるということ。

これが難しいからこそ、人はその間で苦しんでいるのだと思う。