「イメージは実現化する。」とか、「想念は具現化する。」といった言葉を聞いたことがあると思います。もっと他の言葉だと、「夢は強く願えば叶う。」なんていうのも同じ種類に入ります。
このようなフレーズに対しては大抵、「そうそう、その通り」という人、「おそらくそうだよね。」という人、そして「そうかなあ。自分の場合はあまり実現していないし。」という人に分かれます。この内、後の2つのタイプの人は、まだ「イメージ」の持つ恩恵をもらっていない人達なので、この人達に「ヒント」になるようなことを書いていきます。
今日はその1つ。「イメージ(力)は有限エネルギー。」というお話です。
経営の世界には「選択と集中が重要!」という大切な考え方があります。これは企業のもつ経営資源(人・物・金・情報といったもの)をどこに重点的に投下するかを決めることを言います。なんでそんなことをするのかというと、それは企業が使える経営資源は「有限」だからです。逆に言えば、仮に使える経営資源が無限にあるとしたら、選択と集中なんて必要ありません。無限にあるのですから「リターンを獲得できるあらゆるチャンス」に投資していけばよいということになります。
さて、この考え方はイメージ(力)にも当てはまるというのが今日のお話です。
イメージが「有限」だって?と思われるかもしれません。確かに、「ある意味」イメージは無限です。この「ある意味」とは、どんな壮大なことだろうとイメージできる点、様々なイメージを次から次へと思い浮かべられる点。この点ではイメージ(力)は無限です。しかし、「複数の」イメージを「同時に」「強く」思い浮かべられるかというとそれはできません。あるイメージを強く思い浮かべても、次の瞬間に全く別のイメージを強く思い浮かべると、前のイメージはどこかに消えていってしまいます。この点で、イメージ(力)には限界があります。
「当たり前だよな。」と思われるかもしれません。でも、イメージの持つ力を有効に活用できている人と、できていない人の差は、この一見「当たり前」のことにあると思います。成功している人の話しを聞くと、その成功が困難なものであればあるほど、「1つ」のことしか追い求めていないことに気が付きます。つまり、たった1つのイメージの実現に全力を傾けているということです。
例えるならば、イメージの持つ力というものは、「虫眼鏡」や「レーザー光線」に似ていると思います。焦点を合わせていけばいくほど強力な力を発揮します。
「夢=イメージがなかなか実現しないなあ。」という人は、イメージの「焦点」があっているか確認してみましょう。焦点があえば、夢=イメージの実現はぐんと高まります。