「選択的認知」という言葉があります。
これは、学術的には、「認知のプロセスにおいて自己の経験や背景などに基づいて情報を選択したり、自己の関心や期待などを反映させること。」と説明されています。
ちょっと難解ですが、ごく簡単に言ってしまえば、
「人は自分が見たいものを見ている。」
ということです。
例えば、電車やバスの車内広告。
車内広告にも実に様々な情報が含まれています。旅の情報、お金の情報、食べ物の情報、そしてダイエットの情報などなど。
これらの情報を漫然と見ていると、時に、「ぐっと引き込まれるような感覚」を持つことがあると思います。ある特定の情報だけに目の焦点がフォーカスされるような、そんな感覚です。おそらく、このとき「選択的認知」が働いているのだと思います。
広告は、普段見ているようで見ていません。電車を降りてしまえば、どんな広告が車内にあったかほとんど覚えていないと思います。しかし、「おっ、この情報は!」と引き込まれた情報だけは覚えていると思います。
「情報をキャッチしたければ”アンテナの感度”を高めておくこと」と言われることがありますが、これは要するに、「選択的認知」を情報収集に活用するということだと思います。
では、どうすれば効果的に選択的認知が働くか(=アンテナの感度が高まるか)?ですが、それは何かに対して「強い問題意識」を持つことだと思います。
「問題意識」をより簡単にいえば、「自分は今、何に関心があり、そしてどんな情報を欲しているのか?」を明確にすることです。
私の経験でも、どんな情報が欲しいかが明確な時は、驚くほど早く、そして精度の高い情報が集まります。
これは目標達成率を高めることに応用できます。
「問題意識を強く持てば、必要な情報が集まり、結果、目標達成率が高まる。」という図式です。
今日は、選択的認知と目標達成の関係のお話でした。