今日はビジネスにおける「先入観」の打破方法についてです。
「甘栗むいちゃいました
」という商品があります。この商品は、駅売店やコンビニ等で見かけることがあると思いますが、これはずばり先入観を打破した商品です。
甘栗というのはそれまではどういう売られ方をしていたか?というと、”当然のように”「殻付」で売られていました。殻付で買ってきたものを家で一つずつ殻をむいて食べる。これが当たり前の光景でした。
しかし、よく考えてみれば「面倒くさい」ですよね。いちいち殻をむくのは。この消費者の「面倒くさい」という素朴な感覚に応えてくれたのが「甘栗むいちゃいました」という商品です。甘栗は殻付が当然という先入観を、面倒くさいという素朴な感覚で打破した商品です。
ちなみに、殻をむく必要がなくなったことで「いつでもどこでも気軽に」食べることができるようになり、これが「売り方」にも大きな変化をもたらしました。それまでの、「家族用・家食用」の売り方から、「お一人様用・携帯食用」の売り方に間口をぐっと広げることができたわけです。
さて、ビジネスにおいて先入観を破るというと、一見何だかもの凄く高度な発想術等が必要そうなイメージがあります。しかし、今回の例でもわかるように実際はそんなことはありません。
「面倒くさい。」とか「イライラする。」といった「素朴な感覚」が実は「鍵」だったりするわけです。ちなみに、この素朴な感覚を呼び起こすには、自分自身が「その商品の純粋な消費者(ユーザー)」になってみることです。消費者の視点で自分の心に素直に聞いてみましょう。「不」のつく言葉(不満・不都合・不快など)が浮かんだら、そこにビジネスチャンスあり!かもしれませんよ。