しかし、Ricoの師事する、山田豊文先生と分子整合医学美容食育協会のミネラルファスティングは、「ただ痩せる」ということを目的とせず、胃腸のリセットや体質改善を最終目標とするもので、結果として減量はついてきますが、痩せるためだけの手段ではありません。
もっと言えば、摂食障害があり、太れない方も、ミネラルファスティングをすることでその障害を取り除き、必要な栄養を補給し吸収する体の力を養う可能性があります。
食べ物は体内に入ってから、消化で分解され、排泄と吸収に分けられますが、その回路を正常に導くことが、ミネラルファスティングの1番大きな役割と言えます。
その結果が、腸のリセットです。
腸は、3日で生まれ変われることが可能な臓器と言われています。
つまり、三日間
腸活動を休ませる=固形物を口にしない
ことで、腸のリセットを可能にし、
腸内環境を作り変える準備が整うのです。
そして、体の中の悪い場所を見つけて修復しようとする遺伝子が、飢餓状態になったときにはじめて活性化し、修復エンジンが稼働します。
そして、排泄すべき体内に蓄積した有害ミネラルや食物添加物、胃腸の正常活動がないために溜め込みやすい脂肪、不節制な食事からの不調をデトックスするために、その毒達が貯まる脂、つまり脂肪をどんどん代謝排泄しはじめます。
これが、ミネラルファスティングの素晴らしいプロセスです。
今日は、具体的に、
体の中で何が起きていくのか？
をご紹介します。
ファスティングをはじめると、
①お腹がぐーぐー鳴り出します。
食事が入ってこないと、小腸はモチリンという消化ホルモンを出します。このホルモンが、胃を収縮させることで、まだ胃の中に残っている食べ物はないですかぁ？と、小腸に送り込ませようとする動きのこと。これで、グーグーとなるのです。
胃が空っぽになったことのチェックであって、お腹が空いたサインではないのですよ♡
いちいちグーグー鳴るたびに食事を入れていたら、胃腸は休む暇がなくなっちゃいます。
②若返りがスタート♡
モチリンで胃を絞り出しても、何も食べ物が入って来なければ、
空っぽかぁーい！了解しました！
と、胃はグレリンというホルモンを分泌します。
グレリンは、脳の視床下部に働いて食欲を出させるのが仕事。つまり、これで、ハラヘッタwとなるわけ。
そして同時に脳の下垂体に働き、若返りホルモンと言われる成長ホルモンを分泌スタート！！
さぁ、始まりましたよ！
ファスティングの初めの素晴らしい効果スタートです♡
どんどん成長ホルモン分泌♡
どんどん若返り♡
③サーチュイン遺伝子が体内スキャンを開始！
サーチュイン遺伝子は、凄いんです♡
別名、「延命遺伝子」「長寿遺伝子」と呼ばれ、
空腹の状態にて活性化！
この遺伝子が、体中の遺伝子をみるみるスキャン開始し、修復をはじめるの♡♡
人間の遺伝子って凄いよね。
しかし、飢餓状態にならないと働かない。
ここがキーワード！
④ファスティング開始から48時間経過すると、内臓脂肪燃焼そして血管の大掃除スタート♡
運動は素晴らしいですが、どんなに運動しても、優先的に使われるのは食べ物を食べることで食べ物が分解されて筋肉の中に蓄えられたグリコーゲンという糖ばかり。
そのため、内臓脂肪がなかなか燃えてくれないので、運動で内臓脂肪を落とすまでには大変な労力を伴います。
48時間経過すると、ケトン体が分泌されて、
食べたものを燃やして活動力を産む回路が、
蓄積した脂肪を燃焼して活動力を産む回路に切り替わるの！
つまりね、身体は食べ物を分解して得る「糖」に代わるエネルギー源として、体内の脂肪が分解された「ケトン体」を使い始めてくれるっつうミラクル！
人間、脂をたくさん溜め込んでるから。笑
ファスティングでは、食べないことを利用し、体内に蓄積されている栄養を有効活用させるの♡
つまりは、ファスティング中は、筋肉の中のグリコーゲンなどをエネルギーとしてどんどん使って行き、足りなくなり、すぐに内臓脂肪を燃やし始めるのです。
しかも！そのときに脂肪細胞から奇跡のホルモンが分泌されるんですね♡
それが、善玉菌アディポネクチン！！
アディポネクチンは体中の血管をセッセと大掃除して、体を若返らせてくれます♡
この活動をより活発にするには、準備期間にDHAをしっかり食事から取得しとくのが◎
⑤脂肪燃焼が進めば同時に脂肪毒が放出される♡
脂肪は、毒を溜め込む場所なんです。(＞人＜;)
脂肪細胞の中には、ウイルス休む病原菌が潜むほか、有害なサイトカイン、細胞間の情報伝達分子があります。
a.TNFアルファ→糖尿病を促進させる
b.アンジオテンシノーゲン→高血圧を促進
c.パイワン PAI-1 →血栓ができる
などなど。。。怖いですねー。
これらがファスティングにより、脂肪細胞から出て、小便や大便となり排出されるんです。
⑥デトックス♡
日常生活では、体内で作られる酵素の約80%は、なんと、消化に使われてしまっています。
もったいない。。。
これについては、こちらを読んでね♡
ファスティング中は、消化酵素を使わないで済むので、代謝酵素にエネルギーを使うことができます。
代謝の働きによって汗をかいたぐらいでは排出できない細胞内に入ってしまった有害ミネラル（魚からの水銀や水道水からの鉛、米からのカドミウムや農薬からのひ素）、食品添加物などを細胞外に排出し、血液中に出た有害ミネラルは尿などで排泄され、体の中をクリアにしていきます♡
⑦細胞の修復スタート！！！
たんぱく質は、皮膚や筋肉、臓器ホルモンや酵素など、体を構成している酵素は、なんと10万種以上あります！細胞の中には１つ１つに傷付いた部分を探して修復する「ヒートショックプロテインHSP」が備わっています。
それでもどうしても修復できない場合は、細胞の自殺に導き、白血球のマクロファージが処理します。
ファスティングによって、HSPが増加して、傷付いたあらゆる細胞の修復を活発におこなってくれます♡
ありがたい限り♡
⑧腸内環境のリセットと免疫力アップ
腸は、栄養を吸収するところです。
植物に例えるなら、根っこ。
だから健康の源であることは理解しやすいと思います。
腸には、最近はやりの腸内フローラ、菌のお花畑のような場所があります。そこには、悪玉菌→悪玉菌はただ悪い菌じゃなくてちゃんと役割も果たしてます。や、善玉菌、日和見菌など、なんと100兆個の腸内細菌がいますが、三日間ほどファスティングすると、1/100万に減り、約1億程度になります。
そして、腸内にこびりついた宿便が排出され、腸内のリセットが行われます。
また小腸には免疫物質を作る役目があり、白血球がたくさん存在するので、腸内がリセットされ、きれいになることで、免疫力があがるのです♡
⑨血液さらさーら♡
ファスティングを終えて復活食の時期、善玉菌のエサになる乳酸菌や発酵食品を積極的に摂ることで、リセットされた腸はその恩恵をありがたくもれなく吸収し、腸内環境は劇的に改善されます。
しかし、ここで要注意なのが、
悪玉菌を増やしてしまう動物性たんぱく質の多い食事を摂ると、腸内環境が一気によろしくなくなってリバウンドや不調の原因となっちゃいます！
ですから、ファスティングのあとの復活食の期間に食事を見直して、腸が喜ぶ食生活にシフトすることがファスティング効果を持続させる要となります。
それを踏まえて、食物繊維や酵素の多い食事を摂ることで宿便はさらに排泄されやすくなり、血液中もさらさらに♡
血液がさらさらになれば、血液が運んでくれる酸素と栄養が、体の隅々まで届くことになり、人間の約100兆個と言われる細胞が、どんどん元気になるんですね♡
⑩肺がきれいになる♡
呼吸は、生命の最も基本的な活動ですが、ファスティングは肺の細胞を修復し、酸素の供給をスムーズにします。
酸素が体内をたくさん巡ることで、１つ１つの細胞が活気付き、エネルギーを生み出す力は大きくなるのです♡
だからこそ、ファスティング時の栄養補給には、正しいファスティングドリンクを使うことが必須です。
Ricoは、KALAを使用したミネラルファスティングを指導しています。
正しいファスティングをすることが、本当に大切。
なぜならば、人生を変えるくらい、食事を変えるチャンスになるからです。
頭の良さも、性格の良さも、体の丈夫さも、
全ては食なのですよ♡
