恋や愛なら

さぞ素敵だろうに、

私の感情は名を持たない。





言葉に出しては罰せられる想い。





こんな街のなかでも

あれから一度足りとも

巡り会わない。





きっと神様すら

二人を遠ざけたいのだろう。





存在してはならない気持ち





名前など

あるはずもない。





嘘と聞けば、世間一般に好まれるものではないが、私は他人の嘘がとても好物であった。


それは、もし自分が嘘をつかれたなら、その時点での相手が自分にとる距離感を知ることが出来るから。


そうやって、相手がどういった間合いで自分や他の相手と接しているかに気が付くと意外と面白かった。





だから私は、好きな人には嘘を沢山ついた。





逆の発想で、嘘だと気が付いた時に真実を含む不器用なりの嘘を沢山ついた。








そう。





私は、
嘘つきは最低と言われた男だ。





君が二人でやめようと言ったタバコ





私は吸わずに今も頑張っているよ





いつかまた会えるきっかけになる気がして





繋がっているんだと信じていたくて





約束なんて呼べないかもしれない

そんな“約束”を

一人頑なに守っているよ