Sea Breeze Season8 -72ページ目

怪しい戦隊

夏らしい積乱雲。



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だけど雲行きがあやしい。


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徐々に黒い雲が…。




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雷も鳴りだした。




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やがて空を覆うように…。


そこに現れたヒーロー(?)達。



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ゴミ袋を手にビーチのゴミを広い集めている。



子供もゴミを拾って持って来る。


そして一緒に写真を撮ったりしている。



グリーン、ピンク、ブルー、イエロー、後ろの黒いのはショッカーらしい。




ん?何か足りない。



リーダー的存在のレッドがいない。



イエローに聞いてみた。



「レッドは?」



イエローがちょっと小声で、



「ここだけのはなし、ビール飲み過ぎて使い物にならないんですよ。」




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使い物にならないレッド…。



素顔をさらして座り込んでいた。

雨の週末2

雨の週末に来た二人組のニーチャンたち。


ひとりは金髪で眉毛を細くしたちょっとガラの悪そうなニーチャン。


もうひとりは髪は黒く見た目も爽やかな感じの真面目そうなニーチャン。



アンバランスなこのコンビ。


男二人でくるのだから当然目的はナンパだろう。


午前中に来て着替える早々クーラーボックスやトートバッグを持ってビーチへ。

どうやら荷物の中身はビールとおつまみのようだ。



始めは近くで遊んでいたが、そのうち姿が見えなくなった。


雨が降りだして他のお客さんが戻って来ても、あの二人は戻って来ない。


どこでなにをしているのやら…。


そして夕方近く…。



この日はヒマだったのでいつもより早めに片付けを始めようかと思ったとき、金髪ニーチャンがバッグを持って一人で戻って来た。


そしてシャワー室へ。


それから20分くらい過ぎた頃、あの真面目そうなニーチャンが反対の方向からやって来るのが見えた。


「?」


なんか様子がおかしい。


大声を張り上げている。


足元がふらついている。


酔っているようだ。


近づいてくると、


「おーい!〇〇ー!」


と金髪ニーチャンの名前を呼んでいる。


「あのニーチャンならシャワーを浴びているよ!」


と教えたが、まったく耳に入っていない。


相変わらず名前を呼びながらふらふら。


雨上がりのビーチで寝ているカップルのそばで、


「おい!〇〇!」


完全に人違い。


驚いて飛び起きるカップル。


仕方ないので連れ戻してシャワー室に放り込んだ。


すぐに金髪ニーチャンが着替えて出てきたので、


「結構飲んだの?」


と聞いたら、


「かなり飲んじゃって。アイツ飲むとどうしようもないんです。オレら迷惑ですよね。すいません。」


と、意外に礼儀正しい。


このコンビ、タチが悪かったのは真面目そうなニーチャンのほうだった。


その後も、


酔:「オレのビーサンねえんだけど」

金:「オマエ履いていただろ!」

酔:「クーラーボックス知らねえ?」

金:「オマエ、持って出て行ったじゃねーか!どこに置いてきたんだよ!」


とこんなやり取りがしばらく続く。


ビーサンとクーラーボックスは砂浜で見つけ、ようやく帰って行った。


こちらも片付けを済ませ、帰ろうと海岸線を自転車で走っていると、前方に見覚えのある顔が。


あの二人だ。


向こうも気がついて、


「お世話になりました!」


と金髪ニーチャン。

相方は相変わらずの酔っぱらい。



ただ違っていたのは、女の子が二人一緒に歩いていた。


目的だけはしっかり達成したらしい。


オレは、


「気をつけてかえれよ。」

と言って、また自転車のペダルを踏み出した。

雨の週末

いつもなら忙しいはずのこの週末。


この日は今にも降り出しそうな曇り空。


北よりの風でちょっと涼しかった。




雲が低い。



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このあとシャワーのようなどしゃ降りの雨が…。



雨上がりの海岸。



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人影がなくなった。



でもなかには、



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テントでしのぐツワモノも。



雨の合間にスイカ割りをする団体客も。



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この天候のなか、楽しみ方は人それぞれ。



その数十分後、



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また別の雲が…。



このあと、今日二回目のシャワーのようなどしゃ降りの雨。



何組かお客さんはいたが、ヒマな一日だ。



バイト雑談したり、ぼーっと海を眺めていたり。



いつもは賑わっていて時間の経つのも早いが、時間がゆったりと流れるこういう静かな一日もたまにはいいものだ。