三連休 初日
迷子 その1
梅雨明け後の最初の週末、しかも三連休。
天気もいい。
海水浴客もそこそこ来ている。
お昼過ぎ、
売店の前を若い兄ちゃんが行ったり来たり。
並んでいる海の家の中を覗きながら、何度も通り過ぎていく。
「いらっしゃいませー」
と声をかけても反応がない。
また来たので、
「お食事ですか?」
と聞いても
「いえ違います。」
と言って、次の海の家へ。
そして3度目。
ようやくわかったので、
「海の家は見つかった?
」
声をかけると
「○○っていうところなんですけど…。」
と聞いてきたので教えてあげた。
「隣だよ。」
ベタなオチ。
常連さんを除けば、ほとんどのお客さんは海の家の名前を気にせずに入ってくる。
そして着替えを済ませればそのまま海へ。
覚えているのは大体の場所と海の家の雰囲気だけ。
それでこの兄ちゃんも自分が入った海の家がわからなくなったらしい。
毎年こういうお客さんは結構多い。
梅雨明け後の最初の週末、しかも三連休。
天気もいい。
海水浴客もそこそこ来ている。
お昼過ぎ、
売店の前を若い兄ちゃんが行ったり来たり。
並んでいる海の家の中を覗きながら、何度も通り過ぎていく。
「いらっしゃいませー」
と声をかけても反応がない。
また来たので、
「お食事ですか?」
と聞いても
「いえ違います。」
と言って、次の海の家へ。
そして3度目。
ようやくわかったので、
「海の家は見つかった?
」
声をかけると
「○○っていうところなんですけど…。」
と聞いてきたので教えてあげた。
「隣だよ。」
ベタなオチ。
常連さんを除けば、ほとんどのお客さんは海の家の名前を気にせずに入ってくる。
そして着替えを済ませればそのまま海へ。
覚えているのは大体の場所と海の家の雰囲気だけ。
それでこの兄ちゃんも自分が入った海の家がわからなくなったらしい。
毎年こういうお客さんは結構多い。
この夏最初のエピソード
梅雨明けした土曜日に見かけたかわいいカップル。
彼氏はポロシャツにジーパン姿で手には靴を。
彼女は涼しげなワンピースで手にはサンダル。
多分、高校生だろう。
そんな二人が海の家の日陰に立っていた。
この日、近くで行われる花火大会を見に来たのだが、早く着いたので海で時間を潰すことにしたと言う。
波打ち際まで行きたいのだが、砂が熱くて日陰から出られない。
「裸足じゃちょっとキツいよ」
と言うと
「がんばって行ってきます。」
と言って、
駆け出して行った。
ワーワーキャーキャー言いながらも、波打ち際までたどり着いた二人は写真を撮り合ったりして遊んでいた。
気が付くといつの間にか二人の姿が見えなくなっていた。
もう会場に向かったのだろうか。
それからしばらくして、近くの海の家に用事があったオレが砂浜を歩いていると、
ジーパンとワンピースの裾を波で濡らしたさっきの二人が、今度は別の海の家の日陰に立っていた。
二人は楽しそうに寄り添いながら、彼の携帯でツーショット写真を撮っている。
そして、写真を撮った二人は駅ほうへ歩き始めた。
この日の暑さなら、海で濡れた服もすぐ乾くだろう。
彼氏はポロシャツにジーパン姿で手には靴を。
彼女は涼しげなワンピースで手にはサンダル。
多分、高校生だろう。
そんな二人が海の家の日陰に立っていた。
この日、近くで行われる花火大会を見に来たのだが、早く着いたので海で時間を潰すことにしたと言う。
波打ち際まで行きたいのだが、砂が熱くて日陰から出られない。
「裸足じゃちょっとキツいよ」
と言うと
「がんばって行ってきます。」
と言って、
駆け出して行った。
ワーワーキャーキャー言いながらも、波打ち際までたどり着いた二人は写真を撮り合ったりして遊んでいた。
気が付くといつの間にか二人の姿が見えなくなっていた。
もう会場に向かったのだろうか。
それからしばらくして、近くの海の家に用事があったオレが砂浜を歩いていると、
ジーパンとワンピースの裾を波で濡らしたさっきの二人が、今度は別の海の家の日陰に立っていた。
二人は楽しそうに寄り添いながら、彼の携帯でツーショット写真を撮っている。
そして、写真を撮った二人は駅ほうへ歩き始めた。
この日の暑さなら、海で濡れた服もすぐ乾くだろう。


