掃除屋社長の日常や雑感をつづるブログ
たまには役に立つ内容があるかもしれません
会社の売上が伸びている。
新しい仕事が次々と決まる。
問い合わせも増えている。
経営者としては、一番楽しい時期かもしれません。
「この調子なら、もっといける。」
そう思います。
私も新しい仕事が決まると、やはり嬉しいものです。
すると、次のことを考え始めます。
人を増やそう。
車を増やそう。
事務所を広くしよう。
設備を入れよう。
会社をもっと大きくしよう。
もちろん、会社を成長させるためには投資が必要です。
しかし私は、売上が落ちている時より、
売上が伸びている時の方が、経営者は慎重になった方がいい
と思うことがあります。
理由は簡単です。
売上が伸びていると、
「この状態がこれからも続く。」
と思ってしまうからです。
例えば、大きな仕事が決まった。
その仕事に対応するために社員を3人採用する。
車も2台増やす。
事務所も広くする。
その仕事が5年、10年続けば問題ありません。
では、1年後にその契約が終了したらどうでしょうか。
売上はなくなります。
でも、社員の給与は残ります。
社会保険料も残ります。
車のリース料も残ります。
事務所の家賃も残ります。
つまり、
売上は消えても、固定費は簡単には消えてくれない。
ここが経営の怖いところです。
私は、会社を経営していると「売上には賞味期限がある」
と感じることがあります。
今ある仕事が、来年もあるとは限りません。
長年取引しているお客様でも、状況が変わることがあります。
担当者が変わる。
会社が売却される。
方針が変わる。
競合会社へ切り替わる。
施設そのものがなくなる。
こちらがどれだけ良い仕事をしていても、契約が終わる時はあります。
だから、
「今売上がある。」
ということと、
「これからも売上がある。」
ということは分けて考えた方がいいと思っています。
特に怖いのが、一社への依存です。
売上の大きな取引先があると、会社は一気に成長します。
非常にありがたい存在です。
しかし、その一社が会社全体の売上の大きな割合を占めるようになると、
別のリスクが生まれます。
もし、その取引がなくなったら。
売上の5%がなくなるのと、30%がなくなるのでは意味がまったく違います。
だから私は、売上を見る時に金額だけではなく、
「この売上は、どれくらい安定しているのか。」
ということも考えるようにしています。
そして、売上が伸びている時にもう一つ気を付けたいのが「経費の膨張」です。
会社にお金があると、少しずつ財布の紐が緩みます。
以前なら、
「これは本当に必要かな?」
と考えていたものを、
「まあ、このくらいいいか。」
と契約する。
一つひとつは小さな金額でも、積み重なると固定費はかなり増えていきます。
問題なのは、売上が伸びている時にはそれが見えにくいことです。
利益が出ているので、多少経費が増えても吸収できます。
しかし、売上が落ちた瞬間、
「こんなに毎月お金が出ていたのか。」
と気付きます。
少し太ったくらいでは気付かなかったのに、
久しぶりに昔のズボンを履いたらボタンが閉まらない。
会社の固定費も、そんな感じなのかもしれません。
増える時は、少しずつです。
だからこそ、気付きにくい。
私は、新しい固定費を増やす時には、
「この売上がなくなっても払い続けられるか。」
と考えることが大切だと思っています。
社員を採用する。
事務所を借りる。
車を増やす。
設備をリースする。
こうした判断は、一度始めると簡単には元へ戻せません。
だから、今の売上だけではなく、少し悪い未来も想像してみる。
売上が10%落ちたら。
大口取引先が一社なくなったら。
半年間、新規案件が取れなかったら。
それでも会社は耐えられるのか。
経営者なので、良い未来を考えることは大切です。
でも、
悪い未来を少しだけ先に考えておくことも、経営者の仕事
だと思っています。
これは、成長しない方がいいという話ではありません。
むしろ逆です。
会社を長く成長させるために、伸びている時こそ土台を固める。
利益を残す。
現金を増やす。
借入とのバランスを考える。
人材を育てる。
一社への依存を減らす。
仕事の仕組みを整える。
売上が伸びている時には、こうしたことにお金と時間を使うチャンスでもあります。
苦しくなってから改革しようと思っても、できることは限られます。
お金がない。
人も足りない。
時間もない。
その状態では、どうしても目の前のことしか考えられなくなります。
だからこそ、余裕がある時に次の準備をしておく。
私は、それが会社を強くすると思っています。
経営では、売上が伸びることはもちろん嬉しいことです。
でも、本当に見るべきなのは、
「売上がいくら増えたか。」
だけではありません。
その売上によって、
利益はいくら増えたのか。
現金はいくら増えたのか。
固定費はいくら増えたのか。
そして、その売上がなくなっても会社は耐えられるのか。
そこまで見て初めて、
本当の意味で会社が成長していると言えるのではないでしょうか。
調子が悪い時には、誰でも慎重になります。
意外と難しいのは、調子がいい時に慎重でいることです。
売上が伸びている時こそ、
アクセルを踏みながら、ブレーキがちゃんと効くか確認しておく。
経営には、そのくらいがちょうどいいのかもしれません。
Vol.465
【お知らせ1】
●中四国ガラス外装クリーニング協会●
中四国エリアのビルメンや清掃業、ロープアクセスをされていらっしゃる方を対象に
当協会では、多くの方との繋がりを作れるよう取り組んで行ければと考えています
詳細についてご興味ある方は
当方までメッセージください
【お知らせ2】
当社では各種清掃管理とは別に
ビルメン会社、掃除屋会社に特化した会社の
事業承継にも対応しています
当社にて事業の引継ぎや引継ぎ会社の紹介など
後継者不足であったり
なんとなく。。。事業経営をどうしようかと考えている
という事がありましたらお気軽にご相談ください
【お知らせ3】
当社では全国の清掃会社さん同士でつながりが持てる
連携のサポートや紹介なども行っております
それぞれで人材の応援をし合ったり
案件の対応をお願いしたりなど
実際に現在動いております
こうした取り組みに関心がある
清掃会社さんがあればご相談ください
ありがとうございます![]()
ではまた次回お楽しみに
■bbc株式会社■
●クリニック・病院・介護施設等の清掃管理(毎日の日常清掃管理や定期管理)
●賃貸ビル・アパート・分譲マンションの清掃管理(共用部清掃・退去清掃・原状回復)
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