掃除屋社長の日常や雑感をつづるブログ
たまには役に立つ内容があるかもしれません
仕事をしていると、必ずミスは起こります。
忘れ物。
確認漏れ。
伝達ミス。
発注間違い。
作業のやり忘れ。
人が仕事をしている以上、ミスを完全にゼロにすることは難しいと思っています。
問題は、ミスが起きた後です。
「次から気を付けて。」
「ちゃんと確認して。」
「もっと注意して。」
つい、こんな言葉を言ってしまいます。
私自身も何度も言ってきました。
もちろん、本人の注意不足が原因の場合もあります。
しかし、同じようなミスが何度も起きるのであれば、
「本当に本人だけの問題なのか?」
と考える必要があります。
例えば、ある現場で毎月のように作業漏れが起きている。
そのたびに、
「ちゃんと確認してください。」
と注意する。
翌月、また同じことが起きる。
そして、また注意する。
これを繰り返しているのであれば、
人ではなく仕組みの方に問題があるのかもしれません。
私は最近、
「人は間違えるもの」という前提で仕組みを作った方がいい
と思うようになりました。
例えば、ホテル清掃の現場。
その日に清掃する部屋。
連泊の部屋。
清掃不要の部屋。
チェックアウト後の部屋。
いろいろな情報があります。
これをすべてスタッフの記憶だけに頼れば、
どうしても間違いが起こります。
だから、誰が見てもすぐ分かるように表示する。
色を変える。
磁石を使う。
チェック欄を作る。
終わった部屋が一目で分かるようにする。
少し仕組みを変えるだけで、ミスが減ることがあります。
大切なのは、
「間違えない人を作ること」
だけではなく、
「間違えにくい環境を作ること」
だと思います。
これは清掃だけではありません。
例えば、発注ミスが多いのであれば、発注書の形式を見直す。
請求漏れがあるなら、請求前のチェックリストを作る。
連絡漏れがあるなら、口頭だけで伝えるのをやめる。
鍵の返却忘れがあるなら、返却を確認できる仕組みを作る。
一つひとつは小さなことです。
でも、こうした改善を積み重ねることで、会社全体のミスは少しずつ減っていきます。
そして、私はミスが起きた時にもう一つ考えるようにしています。
「このミスがもう一度起きるとしたら、どこを変えれば防げるだろう。」
この視点です。
誰が悪かったのかを考えるだけでは、次のミスは防げません。
もちろん、本人に原因があれば指導は必要です。
でも、それと同時に仕組みも変える。
そうすれば、一回の失敗が会社の改善につながります。
逆に、一番もったいないのは、
ミスが起きる。
怒る。
謝る。
そして終わる。
というパターンです。
これでは、そのミスから会社は何も学んでいません。
数か月後に別の人が同じミスをする可能性があります。
私は、ミスというのはある意味、
会社の弱いところを教えてくれるサイン
だと思っています。
間違えやすい場所。
分かりにくいルール。
情報共有が弱いところ。
教育が足りていないところ。
普段は見えない問題が、ミスという形で表に出てきます。
そう考えると、ミスが起きた時に経営者がやるべきことも少し変わってきます。
「誰がやった?」
ではなく、
「なぜ起きた?」
そして、
「次はどうすれば起きにくくなる?」
この順番で考える。
その方が会社にとってはプラスになります。
もう一つ重要なのが、ミスを報告できる会社にしておくことです。
ミスを報告したら猛烈に怒られる。
そんな会社では、人はミスを隠すようになります。
小さなミスなら、まだ修正できます。
でも、隠して問題が大きくなってから発覚すると、
取り返しがつかないこともあります。
だから私は、
ミスをしたことより、ミスを隠すことの方が怖い
と思っています。
早く報告する。
早く対応する。
そして原因を改善する。
この流れができていれば、ミスが会社を強くする材料になることもあります。
もちろん、
「人間は間違えるんだから仕方ない。」
で何でも済ませるという話ではありません。
何度指導しても同じミスを繰り返す。
決めたルールを守らない。
確認する仕組みがあるのに確認しない。
そういう場合は、本人の仕事への姿勢を考えなければならないこともあります。
人の問題なのか。
仕組みの問題なのか。
両方なのか。
そこを冷静に見極めることが、経営者や管理者には必要だと思います。
会社の利益を増やすというと、
売上を増やす。
値上げをする。
経費を削減する。
そんなことを考えます。
でも、ミスを一つ減らすことも利益改善です。
やり直しが減る。
クレーム対応が減る。
材料の無駄が減る。
社員の時間が増える。
そして、お客様からの信用を失わずに済む。
数字にはすぐ表れなくても、積み重なれば大きな差になります。
「次から気を付けて。」
それだけで終わらせず、
「次から気を付けなくても間違えにくくするには、どうすればいいか。」
そこまで考える。
人の注意力より、仕組みの方が長持ちします。
それが、ミスに強い会社を作る一つの方法なのではないでしょうか。
Vol.460
【お知らせ1】
●中四国ガラス外装クリーニング協会●
中四国エリアのビルメンや清掃業、ロープアクセスをされていらっしゃる方を対象に
当協会では、多くの方との繋がりを作れるよう取り組んで行ければと考えています
詳細についてご興味ある方は
当方までメッセージください
【お知らせ2】
当社では各種清掃管理とは別に
ビルメン会社、掃除屋会社に特化した会社の
事業承継にも対応しています
当社にて事業の引継ぎや引継ぎ会社の紹介など
後継者不足であったり
なんとなく。。。事業経営をどうしようかと考えている
という事がありましたらお気軽にご相談ください
【お知らせ3】
当社では全国の清掃会社さん同士でつながりが持てる
連携のサポートや紹介なども行っております
それぞれで人材の応援をし合ったり
案件の対応をお願いしたりなど
実際に現在動いております
こうした取り組みに関心がある
清掃会社さんがあればご相談ください
ありがとうございます![]()
ではまた次回お楽しみに
■bbc株式会社■
●クリニック・病院・介護施設等の清掃管理(毎日の日常清掃管理や定期管理)
●賃貸ビル・アパート・分譲マンションの清掃管理(共用部清掃・退去清掃・原状回復)
>>>>>会社概要ページはこちら
【広島の清掃メンテナンス会社で唯一!毎日更新されているブログ】
清掃メンテナンスにしっかり予算をかけ外部委託することで、限られた人員を本業に集中させ事業の業績向上につなげていきたい方のために当社では価値観の変化に対応しながらサービスの提供を構築いたします

