掃除屋社長の日常や雑感をつづるブログ

たまには役に立つ内容があるかもしれません

 

 

 

現場を長くやっていると、
「この人、技術は本当にあるな」

と思う職人に出会うことは少なくありません。

 

 

手順も分かっている。
仕上がりもきれい。
段取りも頭に入っている。

 

 

それなのに
作業を見ていると、どこかヒヤッとする瞬間がある。

本来は2名体制で行うべき現場を、1名で入っている。
誰も補助に立たず、誰も止める人がいない。

 

 


「慣れてるから」

「今まで大丈夫だったから」という理由で。

 

 

事故は起きていない。
でもそれは、安全だからではない。
たまたま起きていないだけだ。

 

 

技術がある=安全、ではない

 

 

この業界では、
「技術がある人は安全意識も高い」
そんな思い込みが、どこかにあります。

でも現実は違う。

 

 

 

技術がある人ほど、
・一人で何とかしてしまう
・無理がきいてしまう
・危ない状況に“慣れて”しまう

結果として、
一番リスクの高い動きをしているケースも少なくありません。

特に、価格が安い仕事ほど、この傾向は強くなります。

 

 

安さが判断を狂わせる

単価が低い現場では、常にこういう判断が入り込みます。

  • 2人で入ると赤字になる

  • 時間をかけられない

  • 早く終わらせないと次に回れない

すると、
「今日は一人でいけるか」
「ちょっと無理すれば終わる」
という判断が、無意識に正当化されていく。

 

 

 

ここで削られるのは、
利益ではなく安全の余白です。

安全確認
補助動作
声掛け
一瞬の立ち止まり

そういった“見えない工程”が、真っ先に消えていく。

 

 

事故は突然起きるわけじゃない

事故というのは、
ある日いきなり起きるものではありません。

  • 今日は一人でやった

  • 前回も問題なかった

  • 今回も大丈夫だった

その積み重ねの先で、
「たまたま条件が重なった日」に起きる。

つまり、事故の芽はもう何度も現場に落ちている

 

 

 

技術が生かされていない、という現実

皮肉な話ですが、
こうした現場ほど「技術」は高いことが多い。

本来なら

  • 役割分担

  • 補助動作

  • 安全確保
    を前提に、もっと安定した仕事ができるはずなのに、

 

 

価格が安いことで、技術を削る方向に使ってしまっている。

これは職人個人の問題というより、
業界全体の構造の問題であることをしっかり認識し

改善に取り組んでいかなければならない課題です

 

 

Vol.281

 

 

 

 

 

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ではまた次回お楽しみに

 

 

 

 

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