掃除屋社長の日常や雑感をつづるブログ
たまには役に立つ内容があるかもしれません
ホテル清掃の仕事は、技術だけでは成り立ちません。
むしろ大切なのは、ホテル側との 「関係性の質」。
契約書よりも、日々のやりとりの中にこそ信頼が生まれます。
■ 「お客様はホテル、ではなく“人”」
ある支配人が言いました。
「清掃の仕事って、結局は“人”なんですよね。」
ホテルという建物の中には、支配人、フロント、客室担当、そして裏方の清掃チーム
――それぞれの立場と責任が存在します。
だからこそ、私たちが向き合うのは「ホテル」という組織ではなく、その中の人たち。
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支配人には“全体の安心感”を
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フロントには“連携のしやすさ”を
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現場担当には“誠実な対応”を
相手によって求めているものは違う。
だからホテルとの関係を「人ごと」に丁寧に築いていきます。
■ 営業で信頼をつかむ第一歩
ホテル営業の現場では、押し売りは通用しません。
「自分たちが何をできるか」を語るより先に、
「ホテルが何で困っているか」を聞くこと。
たとえば、
「最近、客室が足りないのに清掃スタッフが集まらない」
「急な稼働増で対応が出来ていない」
――そんな“現場のSOS”を聞き取るのが営業の第一歩です。
そして、提案はシンプルに。
「うちなら、その問題をこうやって解決できます」
これで十分。
ホテル側は“問題を自分ごととして考えてくれる業者”を求めています。
■ 契約後こそ、本当のスタート
契約を取るまでは“営業”ですが、取ってからは“信頼づくり”。
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トラブルが起きたときの初動
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報告・連絡・相談のスピード
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「できません」ではなく「こうすればできます」と返す柔軟さ
これらが積み重なって、ホテル側の中に“任せられる”という感情が生まれます。
信頼は、契約書よりも日々の姿勢で育つ――それを何度も経験してきました。
■ “距離感”の取り方が信頼を決める
ホテルとの付き合いで意外と難しいのが、“距離感”。
馴れ合いでもなく、よそよそしくもない。
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指摘を受けたら、まず感謝して受け止める
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改善を求められたら、“報告書”で形にして返す
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時には一歩引いて、相手の立場で考える
この姿勢が、長期契約を支える土台になります。
ホテル清掃の仕事は、掃除だけで完結しません。
人との関係づくりそのものが「経営の一部」になります。
もしあなたがこの世界に飛び込むなら、
“綺麗にする力”だけでなく、“信頼を育てる力”を磨いてください。
それこそが、ホテル清掃業を“下請け”から“パートナー業”へと変える第一歩です。
つづく
Vol.154
【お知らせ1】
●中四国ガラス外装クリーニング協会の発足●
中四国エリアのビルメンや清掃業、ロープアクセスをされていらっしゃる方を対象に
当協会では、多くの方との繋がりを作れるよう取り組んで行ければと考えています
詳細についてご興味ある方は
当方までメッセージください
【お知らせ2】
当社では各種清掃管理とは別に
ビルメン会社、掃除屋会社に特化した会社の
事業承継にも対応しています
当社にて事業の引継ぎや引継ぎ会社の紹介など
後継者不足であったり
なんとなく。。。事業経営をどうしようかと考えている
という事がありましたらお気軽にご相談ください
【お知らせ3】
当社では全国の清掃会社さん同士でつながりが持てる
連携のサポートや紹介なども行っております
それぞれで人材の応援をし合ったり
案件の対応をお願いしたりなど
実際に現在動いております
こうした取り組みに関心がある
清掃会社さんがあればご相談ください
ありがとうございます![]()
ではまた次回お楽しみに
■bbc株式会社■
●クリニック・病院・介護施設等の清掃管理(毎日の日常清掃管理や定期管理)
●賃貸ビル・アパート・分譲マンションの清掃管理(共用部清掃・退去清掃・原状回復)
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