近いうちにぜひ一度行ってみたいと思いますので、予習もかねて少し調べてみたいと思います。
水と緑の地球環境:野鳥観察と雪原散策を満喫--東京電力自然学校
以下記事引用**************************************************************************
野鳥観察と雪原散策を楽しむ「佐久発電所調整池見学&尾瀬戸倉スノーシューツアー」(主催・東京電力自然学校)が今月5日、群馬県渋川市などで開かれ、19人の親子連れらが自然を満喫した。
佐久発電所(同市)は1928年に完成し、利根川、吾妻川から取水する。調整池には多くの渡り鳥が飛来し、野鳥観察にはうってつけの場所だ。遠く に榛名山(1449メートル)を望みながら参加者らは双眼鏡を構えた。オシドリなど15種類以上の鳥が飛来するなか、普段あまり目にしないミコアイサ(パ ンダガモ)の姿があった。白と黒の体毛に覆われ、まるでパンダのようだ。
(以下略:元記事をご覧ください)
**************************************************************************あまり参考になりませんでした。という訳でリンクには東京電力が自然学校を開いている記事が記載されていますが、せっかくなので尾瀬の自然保護と東京電力の関わりについて、調べましたので少し触れてみたいと思います。
尾瀬にはいくつかの河川がありますが、その代表格として只見川があります。この川は尾瀬の豊かな水を集めて流れ、阿賀野川へと合流して日本海側へと流れている川です。この豊かな水源を利用した水力発電などのため、戦前にダム計画が立ち上がります。
ダムが建設されれば、尾瀬周辺の大部分が水没してしまうことや、当初水源を利根川へ流す計画だったことや、只見川やその周辺の河川への水量が大きく減ってしまう恐れなどもあり、ダム計画への反対運動が活発になります。
ダムのために周辺の土地が買収されたものの、計画は頓挫し建設が現実的に不可能になります。ダム周辺の土地買収を引き継いだ形の東京電力は、尾瀬の一部分の土地所有者となりました。
そうこうしている間、尾瀬はダム反対の自然保護活動などで有名になり、トレッキングを目的とした多くのハイカーたちが押し寄せるようになりました。ところが今度はそのハイカーたちの中に、自然保護を理解していない人たちが多くいたことから、尾瀬の自然が少しずつ壊れてしまいました。
そこで、所有者としての責任や企業の社会貢献の一環として、国や自治体と協力しつつ尾瀬の自然保護に力を入れるようになりました。
つまり、今回のような自然学校の活動は、尾瀬を訪れる人たちへの自然とのふれあい方を啓蒙しつつ、木道などの施設の設置修繕などを行っている訳です。
現在の尾瀬を取り巻く問題として、このブログの別の記事でもよく話題に出る「鹿による食害」が上げられると思います。尾瀬域内の鹿は300頭近く生息し、希少種の草花などが鹿の食害により数を減らしているという報告もあります。頭数調整を目的とした捕獲作業も行われているらしいのですが、なかなか成果があがらないとのことです。
また、適正なハイカーの数を大きく越えているため、木道を通らず植物を踏み荒らしてしまうなど、人が原因の環境破壊も懸念されています。利用マナーの徹底や入山制限など、頭の痛い問題があるようです。
その他山小屋でのゴミ処理の費用負担など、なかなか根が深い問題もあるんですね。
以前聞きかじっていたことも含めて、良い復習にもなりました。植物ネタの流れで、尾瀬などの自然保護についても出来うる限り取り上げていきたいと思います。