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気になるニュース

日本の原発問題と同様に、解決のめどが立たないのが、ドイツの病原性大腸菌問題です。感染源が特定できないばかりか、被害は拡大の一途をたどっています。

EUが農家補償を245億円に引き上げ、大腸菌死者27人に


以下記事引用
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ベルリン/ハンブルク 8日 ロイター] ドイツ北部を中心に感染が確認されている病原性大腸菌の被害で、欧州連合(EU)は8日、野菜の消費減少で被害を受けた農家に対する補償額について、2億1000万ユーロ(約245億円)に引き上げる方針を表明した。

 チョロス欧州委員(農業担当)によると、この補償で、消費減少で出荷を制限されたキュウリ、レタス、トマトなどの損失額の半分を補えるという。


 同委員は7日、風評被害を受けた農家への補償として、EUが総額1億5000万ユーロを拠出する準備が整っていると表明していた。


 一方、大腸菌感染による死者は8日までに27人に増加した。5月中旬からの感染者は12カ国で2700人以上となっており、約4分の1は腎臓機能などが低下する溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症している。


 大腸菌被害の対応をめぐっては、現在に至っても感染源が特定できていないことから、ドイツ政府に対し国内と欧州で非難が集中している。


 ドイツのバール保健相は8日、モヤシ、キュウリ、トマト、レタスなどの野菜を食べないよう呼び掛けたことについて、「大腸菌とHUSによ る被害は非常に深刻であるため、迅速に呼び掛けを行う必要があった。現時点では(これらの野菜に対する)警告の解除はできない状態だ」と説明。一方で、新 たな感染者の数は大幅に低下していると強調した。


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感染者が減少していると言ってますが、ニュースをチェックする限り2日で1000人以上増えているように見えますが。まだ感染源が確認されていない以上、また新たな感染ルートから急に拡大することだってあり得ます。

また、野菜の輸出入に関して、輸入を停めたロシアが批判されるなど、欧州の貿易摩擦に発展することもあるかもしれません。もともと欧州は、野菜の輸出入で一悶着あった地域ですし。ただ非常に怖い病原菌であるので、今のところは慎重な対応をしないとならない訳で、ロシアの対応はもっともと思います。

この問題が早急に解決し、被害地域がこれ以上拡大しないことを祈っています。

関東地方の太平洋側の海岸線では、いまだ原発事故の影響で海に入ることもはばかれる状況が続いているみたいです。知り合いの大洗のサーファーも、3月11日以降は一度も海に入らずじまいで、今年のシーズンは終わってしまうのではとがっかりしていました。

茨城の海水浴場で安全検査を開始 海水・砂浜の放射線量測定

以下記事引用
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福島第1原子力発電所事故を受け、茨城県は7日、県内の海水浴場で遊泳の安全を確認する検査を始めた。海水と砂浜の放射線量などを7月まで測定する予定で、今回の結果は6月中旬に県のホームページで公表する。

 県によると、津波被害などで今夏のオープンを断念した北茨城市の海水浴場を除く、17カ所が対象。海水の放射性物質の濃度や砂浜の表面の放射線量を順次測定する。

 7日朝、ひたちなか市の阿字ケ浦海水浴場では、約10人が検査を開始。委託業者が海面部分と深さ約1~1.5メートルの海水をサンプルとし て採取し、砂浜では県職員がサーべイメーターを手に5地点で放射線量を測定した。検査は6月中と海開き後の7月下旬にも実施する。県環境対策課は「安心し て海水浴を楽しんでもらえるよう測定を続ける」としている。

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もともと大洗には、原子力研究開発機構の高速増殖炉「常陽」があることから、以前から放射線は他の地域より強かったなんて、言う人もいるぐらいなので、事故以前と比べてどの程度なのかも気になりますが、通常原子力発電所が近くない場所の海岸線と比べてどの程度なのかも気になります。

また、ひたちなか市の阿字ケ浦海水浴場は、東海第二発電所からも近いんですよね。果たして放射線が福島の物なのか東海発電所のものなのか、判断つかないかもしれません。

お昼に記事を紹介した地下工場について、少しだけ疑問点に答えてくれそうな記事を、同じ産経の記事から見つけましたので紹介します。

秘密の地下工場は節電にも威力発揮 ヤマザキマザック

以下記事引用(3ページ結合)
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全国的な電力不足が懸念される今年の夏。休業日の変更やサマータイム制の導入など各企業は電力消費削減に向けた知恵を 絞る。こうしたななか、エアコンを設置しないことで、電力消費を従来比9割削減に成功した工場がある。室内温度は「エアコンレス」ながら夏場は28度以 下、冬場は18度以上と一定。一体、どんな秘密があるのか…。

 岐阜県美濃加茂市郊外の丘陵地。工業団地内を貫く幹線道路沿いに、工作機械大手、ヤマザキマザック(愛知県大口町)の関連会社、ヤマザキマザックオプトニクスの工場がある。

 敷地内に足を踏み入れると、まず見えてくるのは総ガラス張りのピラミッド型の建物。が、他に建物はなく、あとは緑鮮やかな芝生が広がるだけ。実は、工場は地下11メートルに埋め込まれている。ピラミッドは地下につながる入り口だ。

 建物の一部が地下という工場はあるが、すべてが地下に潜っているという世界でもまれな施設。驚異的な省エネ達成の秘密はここにある。

 「地中の熱を利用することで温度を一定に保っています」。同社の担当者はこう話す。地中熱は1年を通し、ほぼ温度が一定だ。美濃加茂市の気温は、夏場には38度、冬場には氷点下と厳しい気候だが、工場の地温は年間を通し16~18度。これを利用した。

仕組みはこうだ。地下工場の周囲に風洞を張り巡らす。夏は、地上の吸気口から吸い込んだ熱い外気を風洞で循環させ、地熱によって冷却。工場内に供給する。冬はその逆。地熱で暖めた空気を工場内に吹き込む。その結果、工場内は一定の温度に保たれている。

 地下工場は延べ床面積約1万平方メートル。従業員140人が働き、レーザー加工機を組み立てている。

  実は、地下に工場を置いたのは、ホコリの少ないクリーンな環境を求めたことがきっかけだった。レーザー加工機は、内部に反射鏡をいくつも埋め込んだ超精密 機器で、チリやホコリ、振動は大敵だ。以前は防塵性を高めた工場で製造していたが、30センチ四方あたりのホコリの数は300万個までの低下が限界。必要 レベルとされる15万個には程遠い。出荷前には洗浄作業が必要だった。

 求めるクリーン度の達成には窓も通用口もなく、密閉性が高い地下が理想という。また、地下1メートル以上は地上の振動が伝わりにくく、精密機器には快適な環境。そこで全地下式の工場が計画された。

ただ、密閉式の地下施設では空気の循環も必要。大型エアコン設置が解決策のひとつだが、この方法を取らず、空気循環は 工場の周囲に巡らした風洞で行うことにした。エアコンなしでの空気循環、気温調節、そして省エネを実現した。前例がない取り組みで「念のため」非常用にエ アコンは設置したが、稼働は年に数回にとどまる。

 総工費は35億円で、同規模の地上工場に比べ25%のコスト高。だが、クリーンな地下工場での製造で、従来の洗浄工程が不要になるなど効率化が進展。平成20年の稼働以来、消費電力の削減と合わせ長期的なコスト削減につながるという。

 すべてを手探りで始めた試み。ヤマザキマザックの森中晴夫専務は「他社と同じことをしていてはだめ。次の工場を建てるときも地下になるのでは」と話している。(内山智彦)


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記事を読めば判りますが、どうやら地下に工場を造った動機は、省エネではなく精密機械のための清潔な環境を求めてのことでした。工場とは言っても原材料から加工するような工程はなく、精密機械の組み立てが主のようですので、火災などの危険性は低そうです。


またリンクにのっている通気口の写真を見る限り、空気の循環はかなりしっかりしてそうで、排煙も他の工場よりも優れているのかもしれません。これなら、消防署も文句は言わないのかなあと思いました。


コストについても25%高と明記してますから、ランニングコストの削減を行って、どの程度で回収できるのかも明確になっていそうです。


唯一耐震強度については記述が見当たりませんでしたが、素人目には地下の方が地上よりも強度があるように感じます。これも周辺の地盤によるんでしょうね。


なんにしても、これから注目される事業形態になるでしょうね。