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世界最古の木造建築の一つとして有名な、法隆寺金堂です。残念ながら内部は撮影禁止ですが、中には数々の仏教美術の傑作が揃った、日本の至宝とも言うべき建物です。


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前日に大仏殿を見たばっかりだったので、心なしかこじんまりとして見えてしまいました。それにしても、この美しさはなんなのでしょうか。


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五重塔と同じく、一番下の屋根は裳階(もこし)と呼ばれる部分で、瓦葺きでなく板葺きになっています。こうして見ると屋根が三層構造に見えますが、内部は吹き抜けみたいになっていて二階建てでも無いんですね。



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これまた五重塔と同じですが、中に入れない人用に礼拝石が設置してあります。
今は拝観料を払えば、この金堂の中に入ることまで出来ます。中は本当にものすごいことになっています。
個人的には、これで拝観料千円は、めちゃくちゃ安いです。何度見てもすごいですよ。

金堂の本尊である釈迦三尊像は、飛鳥時代の仏師である鞍作止利が作ったと言われています。鞍作止利は飛鳥寺の飛鳥大仏の作者としても有名ですが、飛鳥大仏と法隆寺の釈迦如来像、なんだか顔が似ているような気がするんですよ。画像が載せられないので、これはぜひ実物を見比べて欲しいですね。



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金堂の角を撮ったところです。手前に突き出た柱の文様も気になりますが、縦の柱に付けられた龍の彫刻が、やはり目につきます。ちょっと見難いですかね。


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ということでこれがもっとわかりやすい写真ですが、このように龍が柱に巻き付いている様子がわかると思います。なんでもこれは、柱の補強材として付けられたもので、金堂が創建された当初からあるわけではないらしいです。


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龍以外にも、こんなものがありました。右側はなんだか日吉大社のお猿を思い出しますが、邪鬼のようにも見えます。左側は獅子でしょうか。


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ということで、金堂と五重塔の揃い踏みです。いつまでもこの場所で、ぼんやりと眺めていたいような気がしました。



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西院伽藍の回廊です。金堂と五重塔ばかりが古い建物というわけでもなく、この回廊部分もほぼ同時期の建築物ということになります。



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伽藍の内側から、中門を見たところです。門の柱はエンタシスになっていると言われているのですが、ちょっとこの写真ではわかりにくいかもしれませんね。


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昨年はずーっと修復工事中だった大講堂を、今回はじめて外観から見ることが出来ました。この建物だけが他と比べて新しいのですが、それでも平安時代。ここの仏像もすばらしいです。


ということで、西院の回廊内部はこのへんで。
さて、法隆寺の五重塔ですが、見るたびに新しい発見があったりします。とりあえずよく知られている特徴から簡単に。


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法隆寺の五重塔、見てわかるのは欄干のような部分が新しく復元されたものなので、他の部分と色が違います。



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あと、相輪の形が非常に特徴的ですね。水煙と言われる部分の装飾がとても細かく、遠くから見るとまるで蛾の触覚のように見えます。



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あとこれも有名なのですが、相輪の根元にはなぜか鎌が置かれています。理由は不明なのですが、一説には雷を鎌で切るという意味で、雷よけとしてのまじないが込められているというものです。
1300年以上この塔が雷の被害に合わずに済んだのも、この鎌のおかげなんでしょうか。


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五重塔の前には、礼拝石という大きな石が設置してあります。
五重塔に直接参拝出来なかったころは、この参拝石に向かって礼拝していたそうです。



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五重塔の初層は、このように中が見えるようになっています。中に入ることはできませんが、初層の中を見ながら参拝することができます。初層内部には、塑像という粘土でできた仏像などが見ることができます。
塑像といっても、仏像の周りにも不思議な彫刻が施してあって、まるで鍾乳洞の内部のように見えるから不思議です。


上の二枚の写真でもわかるのですが、今回はじめて気がついたのが、裳階(もこし)と呼ばれる屋根が一番下にあるのですが、これが瓦葺きでなく板葺きであったことです。飛鳥の板葺宮はこのような屋根だったのかなあと想像しました。というかこの板葺きの裳階がいつの時代のものなのかはわかりませんでした。

ということで、もっとたくさん書きたかったのですが、今日はすいませんがこのへんで。
明日はちゃんとした記事にしたいと思います。
えーと、忘年会やら出張やらで、ちょっと間が空いてしまいました。
タイトルのとおり、法隆寺がある斑鳩にいったのですが、東大寺の次の日でした。
最近記憶力が落ちているので、かなり忘れつつありますが、写真を見ながら記憶を絞り出してみたいと思います。

法隆寺がある奈良県生駒郡斑鳩町は、面積が14k㎡と市町村単位ではかなり小さな町です。大阪などのベッドタウン化が進み、昔ながらの町並みが失われてしまうおそれがあるなど、明日香村に似た境遇を持っているように思います。市町村合併を拒んだことによって、面積が小さいままであることも共通しています。


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ちょっと時間帯が前後しますが、法隆寺へ向かう町並みはこんな感じ。観光バスが通る大通りは雰囲気が変わりますが、法隆寺の周辺はこのような車一台が通れるくらいの細い路の先に、五重塔が見えています。
五重塔の高さは約31mほどですが、他の建物が低く抑えられているため町の何処からでもほぼ見られます。



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法隆寺の入り口、西院南大門につきました。
斑鳩町の寺院には、法隆寺のほか法起寺・法輪寺・中宮寺の4寺院が有名です。また法隆寺は非常に大きな寺域を持っていますが、五重塔などの西院伽藍と夢殿を中心とした東院伽藍に大きくわかれています。
この日はとりあえず最初に、法隆寺西院伽藍から見て行きました。


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南大門を抜けると、正面に中門・右奥に五重塔が控える、法隆寺らしい風景が見えてきます。
修学旅行の学生たちが、記念撮影や拝観などで慌ただしく出入りしています。滞在時間は一時間足らずで、時間に追われながら参拝している様子を見ていると、もう少しゆっくり見て回れるといいのになあと、余計なお世話なことを考えてしまいます。



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左手にある地蔵院という寺院の屋根にある鬼瓦です。左側にある像に注目してもらいたいのですが、うさぎが跳ねているような動作のものがありますね。その奥の鬼瓦や右手前の鬼瓦は、とても険しい表情をしているのですが、なんとも可愛らしくおかしな像です。こんな鬼瓦は他では見たことありませんね。
法隆寺の鬼瓦は、これらのようにとても独特なものが多いという特徴があるみたいです。



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ここからは、法隆寺西院伽藍の中心施設が出てきます。
まずは中門から。左右に金剛力士像を控える、仁王門でもあります。以前はここから入場していましたが、現在は出入りできないようになっています。
写真中央にあるのれん?のようなクリーム色に模様のある布地が、法隆寺地域の三門の特徴のように感じます。


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中門の金剛力士像は、日本最古の仁王像としても有名ですが、僕は日本で最も美しい仁王像でもあると思います。バランスのとれた体躯に、独特のポージング、素晴らしい表情。こんなに美しい仁王像は他にないと思います。
写真ではわかりにくいと思いますが、この二体はもともと塑像であったのですが、上の写真の吽形については補修部分が大半で、特に体の部分が木造に変わっています。
阿形と吽形の色の違いは、そういうことのようですね。




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さて、西院伽藍の中心から、五重塔・大講堂・金堂です。その回りには回廊で区切られていて、この西院伽藍に入るには拝観料が必要になります。
後の記事で詳しく書こうと思いますが、世界最古の木造建築群の西院伽藍は、様々な人達の研究対象にもなり、世界の不思議の一つでもあり、僕の理解を超えた不思議な空間です。
何度も訪れたくなる、僕がいま一番のお気に入りの場所です。こんな場所に、車で40分で来れるんですから、僕はなんて幸せなんでしょう。

ということで、西院伽藍に付いては少したくさん書いていきたいと思います。個人的にも思い入れたっぷりに。